ライトノベル、小説が原作のアニメは、文字で紡がれた物語を映像で楽しめる点が大きな魅力です。
2025年は『サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと』や『わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)』、『トリツカレ男』など、さまざまなタイトルがアニメ化されています。
そこでアニメ!アニメ!では、2025年上半期に引き続き「アニメ化してほしいライトノベル・小説は?(2025年下半期)」と題した読者アンケートを実施しました。
11月22日から12月1日までのアンケート期間中に609人から回答を得ました。男女比はほぼ同数。年齢層は20代と30代がそれぞれ約35パーセントでした。
それではライトノベル・小説は?の結果をご紹介していきます!
目次
■2025年の注目ラノベが上位に!
第1位
1位は『不死探偵・冷堂紅葉』。支持率は約24パーセントでした。

読者からは「1巻の試し読みを読んだ時点で“これはアニメ化する!”と確信しました。斬新でありながら王道な密室ミステリーを読みやすく仕上げていて、ページをめくればめくるほどハマります」や「本格ミステリ、青春ラブコメ、ハードボイルドなアクション、さらにグルメなシーンもあって、すべての要素が面白く絡み合っている。そこに映像が加わったらどうなるのかが本当に楽しみ」と、アニメ化を待ち望むコメントが届きました。
さらに「面白いという言葉だけでは言い表せない良さがあります。ミステリーとして真っ向勝負しながらも、ラノベとしてもキャラクターの魅力にあふれており、事件を通じて関係性が変化していくのも好き」と、ボーイ・ミーツ・ガールとしての持ち味に触れた読者も。「コミカライズ決定の報もあり、次はアニメ化に違いない! マンガの冷堂さん可愛くて、今から楽しみすぎる」と、2026年にはマンガの連載も発表されており、勢いを見せるタイトルが前回に続いてトップとなりました。
第2位
2位は『恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。―妹と結婚した片思い相手がなぜ今さら私のもとに?と思ったら―』。支持率は約18パーセントでした。

「メインキャラクターの二人が命がけの戦闘をくぐり抜けて、互いに大切な人だと気付く流れがとてつもなく熱い!」や「恋愛に不器用で、すれ違いの多い主人公たちが、巻を追うごとに距離がグッと縮まっていくので目が離せません。回り道もありながらも恋に揺れる、そんなじれったい両片想いをアニメで見たい!」と、繊細な心理描写や魔物との戦闘シーンが人気です。
「主人公の相棒で、やたらお喋りかつ尊大な伝説の聖剣が私の推しキャラ。その魅力はアニメ化されて、声がついてこそ最大限に輝くと思っています」と、人間以外のキャラを推す声も。「切なくてエモい物語に何度泣いたことか! コミカライズ、オーディオブック、ドラマCDときて、次は念願のアニメ化をぜひとも!!」と、メディアミックスでも注目を集めるファンタジーがランクインしました。
第3位
3位は『グリムコネクト』。支持率は約12パーセントでした。
読者からは「『赤ずきん』や『シンデレラ』など、私たちがよく知る物語が、狂気によって歪められてしまった描写が恐ろしくも美しい! そんな世界を正す使命を負った少年が、何度も死を繰り返しながら、本来の結末に導いていく物語です」や「童話のビジュアルを映像で見られたら、どれほどの衝撃があるのだろうかと想像してしまう」と、ユニークな世界観に惹かれたという読者が多数。
「マヒルの妹への想い、謎めいた羊飼いとのやり取り、そして童話を“浄化”していくストーリーは、多くの視聴者の心を掴むはず」と、キャラクターにも支持が集まりました。なお12月27日にはASMRボイスドラマの発売も決定しています。
■そのほかのコメントをご紹介!
『かくして少年は迷宮を駆ける』には「凡庸な主人公・ウルが、自分の持つすべてを使ってジャイアントキリングを決める様がとてつもなくカッコいい。迷宮を舞台にしたバトルもド派手でアニメに向いているはず」。
『おまわりさんと招き猫』には「街の安全を守るおまわりさんと、幸運を呼ぶ喋る招き猫。ぽかぽかした優しい日常に、ちょっぴり不思議が溶け込んだお話は読んでいて癒されます」。
『義妹5人いる』には「個性豊かな5人の義妹たちのキャラクターが立っているし、何よりも私が生まれ育った静岡市が舞台なので。美しい風景をアニメで見たいし、地元とコラボして、もっと地域活性してほしい!」と、舞台への愛を込めたコメントもありました。
今回のアンケートでは、2025年に新作が発売されたタイトルがトップ3を独占。コミカライズやドラマCDなどが発表されているタイトルも多く、今後の動向に期待するコメントが届いています。
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■ランキングトップ10
[アニメ化してほしいライトノベル・小説は? 2025年下半期版]
1位 『不死探偵・冷堂紅葉』 零雫
2位 『恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。―妹と結婚した片思い相手がなぜ今さら私のもとに?と思ったら―』 永野水貴
3位 『グリムコネクト』 十利ハレ
4位 『ウィザーズ・ブレイン』 三枝零一
5位 『おまわりさんと招き猫』 植原翠
6位 『かくして少年は迷宮を駆ける』あかのまに
7位 『後宮食医の薬膳帖 廃姫は毒を喰らいて薬となす』 夢見里龍
7位 『私は聖女ではないですか。じゃあ勝手にするので放っといてください。』 アーエル
9位 『砂の海のレイメイ』 中島リュウ
10位 『乙女ゲーのモブですらないんだが』 玉露
10位 『義妹5人いる』 榛名丼
(回答期間:2025年11月22日~12月1日)
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※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。










