“ミステリー”アニメといえば? 3位「氷菓」、2位「薬屋のひとりごと」、1位は… <25年版> | アニメ!アニメ!

“ミステリー”アニメといえば? 3位「氷菓」、2位「薬屋のひとりごと」、1位は… <25年版>

アニメ!アニメ!では「“ミステリー”アニメといえば?」と題した読者アンケートを実施しました。結果を発表します。

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TVアニメ『薬屋のひとりごと』第2期本ビジュアル
  • TVアニメ『薬屋のひとりごと』第2期本ビジュアル
  • “ミステリー”アニメといえば?<25年版>アンケート結果1位~5位
  • 「氷菓」キービジュアル(C)米澤穂信・角川書店/神山高校古典部OB会
  • 『名探偵コナン 隻眼の残像(せきがんのフラッシュバック)』ビジュアル(C)2025 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
  • 『金田一少年の事件簿R(リターンズ)』ビジュアル(C)天樹征丸・さとうふみや・講談社/読売テレビ・東映アニメーション
  • TVアニメ『【推しの子】』第3期ティザービジュアルsideアクア
  • アニメ『六花の勇者』(C) 山形石雄/集英社・「六花の勇者」製作委員会
  • TVアニメ『SPY×FAMILY』Season3 メインビジュアル(C)遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会

10月7日は「ミステリー記念日」です。

アメリカの小説家エドガー・アラン・ポーの命日が由来の記念日です。ポーは世界初のミステリー小説とされる『モルグ街の殺人』の作者としてよく知られています。

ミステリーはアニメでも根強い人気を誇るジャンルです。密室で起きる事件、個性豊かな探偵、謎が謎を呼ぶ展開、意外な犯人など、視聴者を魅了する要素が盛り沢山。これまでも多彩なミステリーアニメが放送・公開されてきました。

そこでアニメ!アニメ!では「“ミステリー”アニメといえば?」と題した読者アンケートを実施しました。9月29日から10月3日までのアンケート期間中に320人から回答を得ました。
男女比は男性約40パーセント、女性約60パーセントで、女性が少し多め。年齢層は19歳以下が約45パーセント、20代と30代がそれぞれ約15パーセントでした。

目次

  • ・第1位
  • ・第2位
  • ・第3位
  • ・その他のコメントを紹介!
  • ・ランキングトップ10まで
  • ・2024年結果:https://animeanime.jp/article/2024/10/07/86972.html

    ■王道から異色作まで バラエティ豊かなタイトルがランクイン!


    第1位


    1位は『名探偵コナン』。支持率は約40パーセントで、2021年から5年連続のトップとなっています。
    『名探偵コナン』は1996年にTVアニメの放送がスタート。来年で放送30周年を迎えます。

    『名探偵コナン 隻眼の残像(せきがんのフラッシュバック)』ビジュアル(C)2025 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
    読者からは「国民的ミステリーアニメ」というコメントが複数寄せられており、「もはや知る人がいないレベルの大ヒット作。殺人、誘拐、テロといった数々の事件に加えて、犯人を追跡する派手なアクションや、新一と蘭のラブコメなど、いろいろなジャンルが詰め込まれていて、毎回ドキドキさせられます」や「劇場版が3年連続で興行収入100億を突破したのがすごすぎる」と、圧倒的な知名度と実績を理由に票を集めました。
    「映画のラストでは次作のヒントが盛り込まれていて、最後まで謎を仕込むのが『コナン』らしい。最近は複数回リピートして深掘りするのも楽しみのひとつになりました。息子と一緒に語り合うと時間が経つのも忘れるほどです」と、親子で楽しむファンの声も届いています。

    第2位


    2位は『薬屋のひとりごと』。支持率は約9パーセントで、昨年の7位からランクアップしました。

    TVアニメ『薬屋のひとりごと』第2期本ビジュアル(C)日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会
    『薬屋のひとりごと』は、毒見役の少女・猫猫が宮中で起きる難事件を解き明かす物語。2023年にTVアニメの放送を開始し、今年は第2期が放送されました。
    読者からは「推理の鍵を握るのは毒、という後宮ミステリーの切り口が新鮮。探偵は登場しませんが、薬の知識で謎を解いていくストーリーが面白く、事件の背後に権力争いや政治的思惑が絡んでくるのもゾクゾクします」や「猫猫の毒への異常な好奇心に思わず笑ってしまう。宦官の壬氏様をはじめ、周囲の人たちもキャラが立っています」と、通常のミステリーと一線を画す作風が支持されました。本作は続編の制作も決定しており、今後の展開にも注目が集まります。

    第3位


    3位は『氷菓』。支持率は約8パーセントで、昨年の同率5位からトップ3に入りました。

    「氷菓」キービジュアル(C)米澤穂信・角川書店/神山高校古典部OB会
    『氷菓』は高校の古典部を舞台にしたミステリーで、2012年にTVアニメが放送されました。
    読者からは「人が死なない日常系ミステリー。派手な事件ではなく、学生生活の中の身近な謎を丁寧に解き明かす心地良さが魅力です。京都アニメーションが手がけるミステリーアニメという点でも特別な存在だと思っています」や「古典部部長・千反田えるの“わたし、気になります!”の声に毎回癒される。主人公の奉太郎との関係も好き」と、青春要素も含めて好評を博しています。なお、6位には本作と同じく米澤穂信原作の『小市民シリーズ』もランクインしました。

    ■そのほかのコメントをご紹介!


    『金田一少年の事件簿』には「海に囲まれた孤島など逃げ場のない舞台設定や、ショッキングで容赦ない殺人トリックに戦慄! その一方で、犯人に悲しい事情があることも多く、事件解決後も切なさや余韻が残ります」

    『金田一少年の事件簿R(リターンズ)』ビジュアル(C)天樹征丸・さとうふみや・講談社/読売テレビ・東映アニメーション
    『【推しの子】』には「母を奪われたアクアが犯人を探す復讐劇が物語のテーマ。登場人物たちの過去も非常にミステリアスで、謎が謎を呼ぶ展開に引き込まれる」。

    TVアニメ『【推しの子】』第3期ティザービジュアルsideアクア(C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会
    『六花の勇者』には「集まった7人の勇者の中から、偽者を探し出すミステリー要素のあるファンタジー。魔法のある世界だが、科学知識に基づいて論理的に謎を解くのが印象的。密室ミステリーのような感覚で楽しめる」。

    アニメ『六花の勇者』(C) 山形石雄/集英社・「六花の勇者」製作委員会
    『SPY×FAMILY』には「アクションやコメディがメインですが、フォージャー家そのものが偽りの家族で秘密を抱えているし、誰が味方で誰が敵なのか、思惑はどこにあるのかなど、スリルも味わえるから」と、Season 3が放送中の人気作にも投票がありました。

    TVアニメ『SPY×FAMILY』Season3 メインビジュアル(C)遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会
    今回のアンケートでは本格ミステリーはもちろん、謎解き要素をアクセントにした複数のジャンルの作品がランクイン。推理の面白さだけでなく、キャラクターの人間味や心理描写を通して謎を描く作品も多く、ミステリーアニメの奥深さと広がりを感じさせる結果となりました。

    ■ランキングトップ10


    [“ミステリー”アニメといえば? 2025年版]
    1位 『名探偵コナン』
    2位 『薬屋のひとりごと』
    3位 『氷菓』
    4位 『文豪ストレイドッグス』
    5位 『金田一少年の事件簿』
    6位 『小市民シリーズ』
    7位 『サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと』
    8位 『天久鷹央の推理カルテ』
    9位 『鴨乃橋ロンの禁断推理』
    10位 『謎解きはディナーのあとで』

    (回答期間:2025年9月29日~10月3日)

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    ※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。

    《高橋克則》
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