TVアニメシリーズのその後を描く完全新作映画『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編 第1章』が絶賛公開中です。
東京・お台場の、自由な校風と専攻の多様さで人気の虹ヶ咲学園でスクールアイドル同好会に所属する女の子たちの友情と努力、夢へ向かう情熱を描いたシリーズの完結編を3部作で描くこの劇場版では、舞台を沖縄に移して同好会メンバーたちがスクールアイドルGPX(グランプリ)に挑む様を描きます。第1章では、歩夢、かすみ、しずく、彼方、エマ、ランジュの6人にスポットがフィーチャーされ、それぞれのスクールアイドルへの情熱が語られていきます。
本作は、ラブライブ!シリーズの醍醐味である、きらびやかなステージパフォーマンスはさらに磨かれており、大スクリーンで観る価値あるものに仕上がっているうえに、多彩な上映形態で展開されているのも魅力的。筆者はドルビーシネマと4DXで本作を体験してきたので、その感想をお届けしたいと思います。
映画『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編 第1章』公式サイト
◆劇場体験にふさわしいライブシーンが満載
今回の舞台は沖縄。歩夢たちスクールアイドル同好会のもとにスクールアイドルGPX(グランプリ)なるイベントの招待状が届きます。学校単位でなく個人でエントリーし、配信アプリを通じて人気を競うというこのイベントに参加するため、同好会メンバーたちは沖縄へと旅立ちます。
沖縄では、全国から集まったスクールアイドルたちが町中でライブをしており、虹ヶ咲学園のメンバーたちも負けじと派手なパフォーマンスを繰り広げていく中で、競い合うことに対する葛藤や、ランジュとその母親との騒動や、地元のスクールアイドルである赤峰 天と石嶺小糸のわだかまりを仲立ちするエピソードなどが描かれ、きらびやかなライブシーンが随所に挿入されていきます。
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舞台が沖縄であることを活かして、同地の風光明媚な観光地がたくさん登場させているのが、スクリーンでの鑑賞体験を特別なものにしてくれます。解放感ある青空の大きさを実感できるのは、やはり大画面ならではですし、街中で躍動するスクールアイドルたちの姿を堪能できるのもうれしい。ですが、やはり楽曲の迫力やライブシーンの演出はやっぱり大スクリーンがよく似合います。
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ラブライブ!シリーズは、これまでにも劇場版が制作され、どれもスクリーン映えする作品ばかりでしたが、本作を見てもやっぱり『ラブライブ!』には劇場が似合う! 日常から飛び出し、特別な瞬間を見せてくれるカタルシスあるシーンが満載で、それは映画館という特別な場所でこそ、一番輝くとあらためて思わせてくれる内容になっています。
◆スクールアイドルのきらめきを倍増させるドルビーシネマ
今回の完結編は一般上映だけでなく、多彩な上映形態で提供されているのもうれしいポイントです。本作は体感型の映画と言うべき内容で、たくさんのステージパフォーマンスと楽曲に彩られているので、作品世界の没入感が大きなポイント。そんな没入感をさらに高めてくれる上映形態が用意されているのです。
とりわけ、ドルビーシネマは作品全体の質をも変えるような要素が満載です。
ドルビーシネマとは、最先端の光学・映像処理技術を採用したドルビービジョンと、劇場全体を包み込むような立体音響技術のドルビーアトモスを合わせた上映形式。従来の映写機よりも幅広い色彩コントラストが表現可能で、より色鮮やかな映像を提供し、作品世界への没入感を大きく高めてくれます。
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また、会場全体を音響で包み込むドルビーアトモスサウンドは、作中の楽曲の響きをより高め、それ以外のシーンでも細やかな自然音を再現し、まるで現場にいるかのような臨場感を創出します。劇場内の暗さも一般劇場とは段違いゆえに、視界に写るのはスクリーンだけ。余計なものが目に入りにくいので、鑑賞の集中度が各段に高まります。
このドルビーシネマによって、作品の舞台となる沖縄の美しい風景が一層鮮やかです。空と海は一段と鮮やかな青に、緑も映えるようになるので、沖縄観光を疑似体験しているかのような思いに浸らせてくれます。そして、スクールアイドルたちのステージパフォーマンスも当然、さらに輝きを増します。
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きらびやかな色彩感覚でアイドルたちのキラキラ感は倍増し、立体的な音響システムから聞く楽曲は、自分がライブ会場にいるかのような高い臨場感を発揮します。ドルビーシネマのサウンドシステムは、音の立体感が通常の劇場よりも厚いのでライブ会場にいるかのような気分を味わうことができます。
映像と音、両方で最高クラスの体感を提供できるのがドルビーシネマ。音楽とキャラクターたちのステージ演出が重要な要素となる『ラブライブ!』というコンテンツを最も輝かせることができるのがドルビーシネマだと言っても過言ではありません。
◆4DXで“全身”がライブ会場へ…
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本作はドルビーシネマだけでなく、4DXでも上映されています。こちらもドルビーシネマとは異なる没入感を生み出しているので、同じ映画でもまったく異なる体験になります。
冒頭のプールのシーンでは水を使った演出で、アイドルたちと同じプールにいるかのような気分を味わえますし、配信アプリを起動する際の、吸い込まれるようなログイン映像では、座席を傾け実際にアプリ内に吸い込まれていくような体験を提供してくれます。ライブシーンでは、ダンスに合わせて座席が揺れて、会場の熱気を全身で感じ取れる演出が満載です。
通常の劇場で本作を鑑賞した人も、ドルビーシネマや4DXで再度鑑賞すると、新たな発見と新鮮な感覚が得られます。ライブシーンの躍動感とアイドルたちのきらめきが増した映像と高い没入感は、何度観ても癖になるでしょう。
ドルビーシネマと4DX版は全国の対応劇場で上映中。上映時間と詳細は、公式サイトの劇場情報でチェックしてください。
また、週替わりの豪華入場者特典も配布されています。
劇場情報ページ
入場者特典ページ
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の最後の輝きを、最高の環境で味わえる今は、ファンにとって貴重な機会。ぜひともドルビーシネマをはじめとした特殊上映も体験してみてください。
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映画『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編 第1章』
◆公開日:2024年9月6日(金)
◆配給:バンダイナムコフィルムワークス、松竹ODS事業室
【CAST】
高咲 侑:矢野妃菜喜/上原歩夢:大西亜玖璃/
中須かすみ:相良茉優/桜坂しずく:前田佳織里/
朝香果林:久保田未夢/宮下 愛:村上奈津実/
近江彼方:鬼頭明里/優木せつ菜:林 鼓子/
エマ・ヴェルデ:指出毬亜/
天王寺璃奈:田中ちえ美/三船栞子:小泉萌香/
ミア・テイラー:内田 秀/鐘 嵐珠:法元明菜
【STAFF】
原作:矢立 肇/原案:公野櫻子/監督:河村智之/
脚本:田中 仁/キャラクターデザイン:横田拓己/
ビジュアルディレクター:けろりら/
デザインワークス:めばち/美術監督:秋葉みのる/
コンセプトアート:ゆうろ/色彩設計:赤間三佐子/
カラースクリプト:ゴキンジョ/
CGディレクター:岩崎優香/撮影監督:杉山大樹/
編集:小口理菜/音響監督:長崎行男/
音楽:遠藤ナオキ/音楽制作:ランティス/
アニメーション制作:サンライズ/
製作:2024 プロジェクトラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会ムービー/
配給:バンダイナムコフィルムワークス、松竹ODS事業室
(C)2024 プロジェクトラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会ムービー