マンガ『ONE PIECE(ワンピース)』を原作とするNetflixシリーズ実写版は、常識を超えた海“偉大なる航路(グランドライン)”での冒険を描くシーズン2が近日独占配信となる。このたびそのシーズン2において、Mr.0役とミス・オールサンデー役を演じるキャストが明らかになった。さらに、トニートニー・チョッパーの後ろ姿が初お披露目となる特別映像も公開された。
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「週刊少年ジャンプ」で尾田栄一郎が連載中の『ワンピース』は、日本を代表し世界的な人気を誇る海洋冒険ロマンだ。伝説の海賊王ゴールド・ロジャーが残した“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”を巡り、モンキー・D・ルフィ率いる海賊“麦わらの一味”が大海原へと繰り出す壮大な物語を描く。
そのシーズン2では、ローグタウン、リヴァース・マウンテン(双子岬)、ウイスキーピーク、リトルガーデン、ドラム島……とアラバスタ王国への道のりが紡がれていくことが明かされている。その中で、“麦わらの一味”の前に立ちはだかるバロックワークスは、原作ファンならずともその名を知っているだろう。
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このたびの新情報は、日本時間9月17日から9月20日にかけて開催中の、Netflixのオンラインイベント「Geeked Week(ギークドウィーク)」内で発表となったもの。秘密犯罪会社バロックワークスの謎に包まれた社長でありボスのMr.0役は、『スパイダーマン』シリーズや『ジャスティス・リーグ』、『ランペイジ 巨獣大乱闘』など超大作への出演が相次ぐ傑物ジョー・マンガニエロが演じることがわかった。見た目から圧倒的存在感を誇る、マンガニエロの“砂嵐”に期待が高まる。
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また、そんな彼とペアを組む副社長であり最高司令官のミス・オールサンデー役には、ミス・オールサンデーには、『ANNA/アナ』などで“華”やかな存在感を放つレラ・アボヴァが配された。何かを企むかのような怪しさもありながら、愁いを帯びたようにも見えるレラの表情が意味するものが気になるところだ。
併せて公開された特別映像では、シーズン1でより絆を深めた“麦わらの一味”と、シーズン2から登場する新キャスト陣が集結していく姿を切り取った、本読み風景が映し出される。次第に交流を深め、まるで劇中の仲間のように“絆”を深めていく姿にシーズン2への期待が高まるが、そのクライマックスでは遂にトニートニー・チョッパーの後ろ姿が映される。原作・アニメでおなじみの姿そのままで飛び出してきたかのようなキュートなフォルムに、屈指の愛されキャラであるチョッパーの登場が今から待ち遠しい。
なお「Geeked Week」ではこのほか、バギー役でお馴染みのジェフ・ウォードが、クロッカスが暮らすリヴァース・マウンテン(双子岬)の灯台、ローグタウンにある武器屋といったシーズン2のセットや衣装など制作の裏側を紹介する映像も公開されている。新たな冒険の始まりがますます注目される。
Netflixシリーズ『ONE PIECE』シーズン1:独占配信中、シーズン2:近日独占配信
共同ショーランナー/脚本家/製作総指揮: マット・オーウェンズ&ジョー・トラッツ エグゼクティブ・プロデューサー:尾田栄一郎、マーティ・アデルスタイン、ベッキー・クレメンツ(トゥモロー・スタジオ)、藤村哲哉、クリス・シムズ、スティーヴン・マエダ
出演:モンキー・D・ルフィ役:イニャキ・ゴドイ、ロロノア・ゾロ役:新田真剣佑、ナミ役:エミリー・ラッド、ウソップ役:ジェイコブ・ロメロ、サンジ役:タズ・スカイラー
アルビダ役:イリア・アイソレリス・ポーリーノ、バギー役:ジェフ・ウォード、ゴールド・ロジャー役:マイケル・ドーマン
(C)尾田栄一郎/集英社