『チャーリーとチョコレート工場』や『アリス・イン・ワンダーランド』のティム・バートン監督による最新作『ビートルジュース ビートルジュース』が、9月27日より全国公開される。このたび本作の日本語吹替版の上映が決定。山寺宏一、坂本真綾、沢城みゆき、伊瀬茉莉也、小林千晃、森川智之、山路和弘、戸田恵子ら史上初の“全身吹替”に挑む声優陣、および全身吹替版予告がお披露目となった。
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『ビートルジュース ビートルジュース』は、ティム・バートンワールドを世に知らしめた原点のひとつとも言える、1988年公開の『ビートルジュース』の35年後を描くホラーコメディ。「人間と結婚」し人間界へ移り住む野望を抱く、死後の世界で“人間怖がらせ屋”を営むお騒がせ者・ビートルジュース(マイケル・キートン)が、人間界を巻き込んでハロウィン史上最大の事件を巻き起こす。
日本語吹替版については、8月26日に映画公式SNSより「この8名はだ~れだ?」と全身吹替に挑む8名の顔の一部を隠した”匂わせ“投稿がなされていた。すると、「ビートルジュースの再現度高くて嬉しくなっちゃう」「誰一人としてわからん」など全身吹替の完成度に驚きの声が上がるとともに、その正体を巡り大予想合戦が繰り広げられていた。このたび満を持して、その全容が明かされたかたちだ。
死後の世界の人間怖がらせ屋で人間と結婚したいビートルジュース役は山寺宏一、霊能力を持ち36年前にビートルジュースに結婚を迫られた過去がある、死後の世界に捕らわれた娘のために再びビートルジュースを呼び出そうとするリディア役は坂本真綾が務める。ビートルジュースの元妻で夫への復讐に燃える恐ろしい性格のドロレス役は沢城みゆき、幽霊や死後の世界を信じていないリディアの娘・アストリッド役は伊瀬茉莉也が演じる。
また、アストリッドに出会い人生が一変する、ハロウィンの夜に大騒動をおこしてしまう近所に住むミステリアスな青年ジェレミー役には小林千晃、オカルト番組「ゴーストハウス」のプロデューサー兼リディアのマネージャー・ローリー役には森川智之は配された。死ぬ前は映画俳優で、現在は死後の世界の安全を守りなぜかビートルジュースを追うウルフ役は山路和弘、リディアの母で奇抜なものが大好きなアーティストのデリア役は戸田恵子が担当する。
さらに、彼ら声優陣は日本語吹替を担当するに留まらず、その姿形まで完全にキャラクターに変身する史上初の“全身吹替”に挑戦。まさに全身全霊でティム・バートンワールドに飛び込んだ。本編は公開前のため、予告編と場面写真だけをたよりに生地から制作した衣裳もあり、オリジナルと寸分違わぬ衣裳、ヘアスタイルが作られた。
また、いくつかのアイテムはマイケル・キートンやキャサリン・オハラが実際に撮影で使用したものと同じアイテムを海外から取り寄せたそうだ。制作陣の並々ならぬ労力と愛情と、声優陣のその想いに応えたい、楽しみたいという気持ちがケミストリーした唯一無二の全身吹替となった。
あわせてお披露目された全身吹替版予告は、ビートルジュースをはじめ一癖も二癖もあるキャラクターたちが続々と登場するもの。山寺が声を枯らしながらアフレコに臨んだという、ビートルジュースの(死んでるけれど)生き生きとした演技も垣間見ることができる。そのほか、そんなビートルジュースに翻弄される坂本、森川、沢城、伊瀬、山路らの声も確認することができる。
史上初の全身吹替として体当たりで役に挑んだ声優陣。彼らが全身全霊でさらなる魅力を吹き込んだキャラクターたちが、騒々しくも愉快なハロウィンをさらに盛り上げてくれそうだ。ティム・バートン監督の世界観と全身吹替の表現力が融合する、全身吹替版予告から目が離せない。
『チャーリーとチョコレート工場』や『アリス・イン・ワンダーランド』のティム・バートン監督による最新作『ビートルジュース ビートルジュース』は、9月27日より全国公開される。またIMAX、Dolby Cinemaに加えて、4DX、MX4D、ScreenXでのラージフォーマット上映も行われる。
<以下、コメント全文掲載>
山寺宏一/ビートルジュース役
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ビートルジュース演じるマイケル・キートンさんが声を作り込んで演じられているので、私もかなり作り込み、声を枯らして頑張りました。洋画吹替のお仕事はアニメ声優とまた違う醍醐味があるので、ぜひ注目してください。
ここまでやったので、お願いだからバズってくれ!
坂本真綾/リディア役
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『ビートルジュース』は小学生の時に初めて観て、レンタルビデオで何回借りたかわからない大好きな作品です。ウィノナ・ライダーさんは本当に大好きな俳優さんなので、まさかこうして年月を経て、自分が関われるとは思わなくて本当にビックリしましたし、嬉しかったです。
沢城みゆき/ドロレス役
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伊瀬茉莉也/アストリッド役
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衣装もヘアメイクもそのままアストリッドに変身して、そばかすもメイクで入れているのがポイントです。姿形からキャラクターに挑むのは声優人生初のことだったのでとても楽しかったです。
ティム・バートン監督の世界観がここぞとばかりに詰め込まれたハロウィンの夜にふさわしいホラーコメディ映画なので、ワクワクしながらアフレコさせていただきました。
小林千晃/ジェレミー役
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ジェレミーはこの作品のキーになるキャラクターだと思っていて、僕自身「どうなっちゃうの!?」とワクワクしながら演じました。ティム・バートン監督にしか出せないダークな雰囲気と、それ以上に賑やかで楽しい魅力が溢れた作品です。
森川智之/ローリー役
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山路和弘/ウルフ役
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頭からお尻までティム・バートンワールド全開な物語です。ウィレム・デフォーが演じるウルフを、私も楽しくアフレコをさせていただきました。ウルフのラストシーンにはぜひご注目ください。
戸田恵子/デリア役
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ティム・バートンの世界観が全面に出ているので、とても楽しい作品になっています。私が演じたデリアは、感情がころころ変わる役柄で、叫んだと思ったらフッと戻ったりしたりと、非常にやりがいもあり、面白く演じさせていただきました。
『ビートルジュース ビートルジュース』(原題:BEETLEJUICE BEETLEJUICE)
■公開日:9月27日(金)全国公開
■監督:ティム・バートン
■出演:マイケル・キートン、ウィノナ・ライダー、キャサリン・オハラ、ジャスティン・セロー、モニカ・ベルッチ、ジェナ・オルテガ、ウィレム・デフォー
■配給:ワーナー・ブラザース映画
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