声優の内山昂輝と梅原裕一郎が声を務める、園田ゆりによるマンガ『ツレ猫 マルルとハチ』の作品初となるPVが、作者公式X(旧Twitter)アカウントにて公開中だ。2月22日の「猫の日」にあわせたもので、内山と梅原による猫語での会話が見どころとなる。
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『ツレ猫 マルルとハチ』は、園田ゆりが講談社「コミックDAYS」にて連載中の、ハードな世界をたくましく生き抜く野良猫たち(とその周囲の人々)を描くマンガだ。ある事情により、飼い主の元を離れて野良猫になった”マルル”だが、外の世界は想像以上に厳しい。そんな中、マルルは目つきの悪いオス猫”ハチ”に出会い、2匹は一緒につるむようになる。現在、コミックスは第4巻まで発売中だ。
このたびの作品初となるPVは、2月22日の「猫の日」にあわせて作者公式Xアカウントにて公開されたもの。全部で3本あり、1本目は2月22日12時ごろに投稿された。2本目は同日18時ごろ、3本目は同日21時ごろの投稿が予定されている。
声を担当するのは声優の内山昂輝と梅原裕一郎で、内山が猫の“マルル”と人間の“やすお”、梅原が猫の“ハチ”と人間の“日野”を演じた。猫役を演じるときの台詞はすべて猫語になっているのが見どころだ。内山と梅原が「にゃにゃにゃにゃにゃにゃ」「にゃにゃっにゃにゃ、にゃにゃにゃにゃにゃー!」などと掛け合う、猫の日らしいPVをぜひ楽しみたい。内山と梅原からはコメントも寄せられた。
声優の内山昂輝と梅原裕一郎が声を務める、園田ゆりによるマンガ『ツレ猫 マルルとハチ』の作品初となるPVは、作者公式Xアカウントにて公開中。アフタヌーンの公式Xでは、抽選で3名に内山と梅原、作者の園田の直筆サイン入り色紙が当たる企画も行われているのであわせてチェックしてみよう。
<以下、コメント全文掲載>
マルル/やすお役 内山昂輝
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マルルとやすおの声をやらせていただきました。マルルにはちゃんとしたセリフがあるのに、すべて鳴き声で表現してほしいという演出に驚きました。「ツレ猫 マルルとハチ」は猫の可愛らしさをひたすら楽しむ漫画かと思いきや、かなりシリアスな展開も含まれていて、ストーリーの幅の広さが魅力的だと思います。原作の魅力がぎゅっと詰まった動画になっていると思いますので、ぜひご覧になって楽しんでください。
ハチ/日野役 梅原裕一郎
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猫に声をあてる経験はあまりなかったので、とても楽しかったです。まさかの猫語もあり、勉強になりました。猫役というのは奥深いですね。
昔読んでいた『ルドルフとイッパイアッテナ』を思い出し、野良猫たちの世界ではこんな会話がなされているのかもしれないと、微笑ましい気持ちになりました。
逞しく生きる野良猫たちの姿と、その周りの人間たちの優しさにほっこりしながら収録しました。
原作ではそれだけではない、野良猫と共生する現実的な難しさを描いているので、是非読んでいただきたい作品です。