“サッカー”アニメといえば？ 3位「キャプテン翼」、2位「イナズマイレブン」、1位はエゴイストだらけの…＜23年版＞

11月11日は「サッカーの日」です。

サッカーが1チーム11人で行うことを由来としており、サッカーのさらなる普及を目的に制定されました。

アニメでもサッカーを扱った作品は人気が高く、これまでも数多くのタイトルが制作されてきました。
仲間たちと一緒に全国優勝を目指したり、派手な必殺技が飛び交ったり、現実のサッカーとはまるで違う特別なルールだったりと、作品によって描かれ方もさまざまです。

そこでアニメ！アニメ！では「“サッカー”アニメといえば？」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。10月29日から11月4日までのアンケート期間中に161人から回答を得ました。
男女比は男性約25パーセント、女性約70パーセント、無回答が約5パーセントで女性が多め。年齢層は19歳以下が約55パーセント、20代が約20パーセントと若年層が中心でした。

■トップは『ブルーロック』最新作の期待も高まる！

第1位

1位は『ブルーロック』。支持率は約50パーセントで、昨年の2位からランクアップしました。

『ブルーロック』キービジュアル（C）金城宗幸・ノ村優介・講談社／「ブルーロック」製作委員会

「青い監獄（ブルーロック）という施設に集められた300人の高校生の中から、世界一のストライカーを1人だけ決めるというストーリーが斬新。全員FWというのも面白い」や「デスゲームのような脱落要素がある作風が珍しく興味を持ちました。キャラクターそれぞれの個性やエピソードも強烈で、予想できない物語に引きこまれます」、「登場人物はエゴイストだらけ。サッカーの知識がなくても楽しめるサッカーアニメだから」と従来のサッカーファン以外からも支持を集めました。

「短編アニメ『あでぃしょなる・たいむ！』で選考の裏側が覗けるのも楽しみ」といったコメントもあり、お気に入りのキャラクターがいるという読者が多いようです。本作はTVアニメ第2期が決定済み。2024年春には『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』の公開も決まっています。

第2位

2位は『イナズマイレブン』。支持率は約22パーセントで、昨年のトップから順位を下げました。

「今年15周年を迎えた大ヒット作。超次元サッカーの名の通り、通常ではありえないカッコイイ技の数々が炸裂します。派手な必殺技が飛び交いますが、古き良き熱血スポ根要素もあって誰もが楽しめる名作です」や「部員も足りないほどの弱小校が、天才ストライカーの転校や強豪との練習試合を機に、どんどん成長していくのが魅力」とゲーム原作の人気シリーズがランクイン。「私が小学生の頃から続いている作品で、一番身近に感じるコンテンツでもあります。アニメにハマるきっかけになりました」と往年のファンからのコメントもありました。

第3位

3位は『キャプテン翼』。支持率は約16パーセントで、昨年と同順位でした。

『キャプテン翼シーズン2 ジュニアユース編』（C）高橋陽一／集英社・キャプテン翼シーズン２ジュニアユース編製作委員会

「サッカーアニメの金字塔！日本の選手はもちろん海外の有名プレイヤーも大ファンで、世界中で知られている作品だから」や「“ボールはともだち”は誰もが知っている名台詞。もし『キャプテン翼』がなかったら日本でサッカーが普及するのも、もっと時間がかかっていたと思う」と圧倒的な知名度を誇るタイトルがトップ3に。現在は『キャプテン翼シーズン2 ジュニアユース編』が放送中。かつての敵チームのメンバーが今度は仲間になって、世界を相手に羽ばたきます。

■そのほかのコメントをご紹介！

『アオアシ』には「主人公がフィールド全体を俯瞰するかのように選手の位置を把握できるという特別な能力があり、サッカーに詳しくない人でも戦術がわかりやすいから。周りと切磋琢磨しながら技術を磨いていく青春モノとしても好き」。
『あしたへフリーキック』には「巨大企業の御曹司である主人公がサッカーに興味を持ち、才能を開花させていくストーリー。プロを目指すってこういう感じなんだと思いながら見ていました」。

春アニメ「アオアシ」キービジュアル（C）小林有吾・小学館／「アオアシ」製作委員会

『DAYS』には「サッカーの名門校を舞台にした青春サッカーアニメ。主人公・柄本つくしがフィジカル面では恵まれなくても頑張る姿に感動するから」。
『文豪ストレイドッグス』には「『わん！』でルールがメチャメチャなサッカーをしていたので。まだ映像化されていないエピソードなのでアニメで見たい！」とスピンオフのギャグ作品にも投票がありました。