「鬼滅の刃」花江夏樹・Aimerら登壇!“日米”の炭治郎が初共演 米・ロサンゼルス舞台挨拶レポ | アニメ!アニメ!

「鬼滅の刃」花江夏樹・Aimerら登壇!“日米”の炭治郎が初共演 米・ロサンゼルス舞台挨拶レポ

『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』が、アメリカ・ロサンゼルスにて待望の舞台挨拶を開催した。花江夏樹が登壇し“日米”の炭治郎が初共演を果たしたほか、Aimerは「残響散歌」と「朝が来る」の生歌唱でロサンゼルスのファンを熱狂させた。

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『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』ロサンゼルス舞台挨拶(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ ufotable
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『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』が日本時間2月19日(現地時間2月18日)、アメリカ・ロサンゼルスにて待望の舞台挨拶を開催した。花江夏樹が登壇し“日米”の炭治郎が初共演を果たしたほか、Aimerは「残響散歌」と「朝が来る」の生歌唱でロサンゼルスのファンを熱狂させた。

■“日米の炭治郎”が初めて顔を合わせ!「ずっと花江さんの声を追いかけて演じてきた」

舞台挨拶は開場前から、炭治郎や禰豆子をはじめそれぞれお気に入りのキャラクターのコスプレをしたり、グッズを身につけた大勢のファンが行列を作り、熱い盛り上がりをみせていた。オープニングを飾る映像とカウントダウンのあと、待ちに待った舞台挨拶が始まると会場を揺らすほどの大きな歓声に包まれ、ステージの方へ熱い眼差しを送りキャストの登場を待ちわびるファンのボルテージが一気に上昇する。

炭治郎、禰豆子、善逸、伊之助の4体の着ぐるみも駆けつけ会場が笑顔に包まれる中、炭治郎役の花江夏樹、英語版炭治郎役のZach Aguilar、アニメ『鬼滅の刃』プロデューサーの高橋祐馬らが登壇。花江が「俺と禰豆子の絆は誰にも引き裂けない!!」と炭治郎の名セリフとともに挨拶し、Zachも同じく英語版のセリフを披露すると、会場のファンたちの盛り上がりは最高潮に達する。現地のファンたちからは「カマドサーーーン!タンジロウーーー!!」と日本語で叫ぶ声も聞かれ、 盛大な盛り上がりでキャストたちが迎えられた。

日本、そしてアメリカで炭治郎を演じる花江とZachという、“日米の炭治郎”が初めて顔を合わせた印象を聞かれると、花江は「とても良い方だと思いました。話している時にすごい子犬のようなキラキラした目で僕のことを見つめてくるんです(笑)。これから仲良くなって一緒にゲームとかしたいと思っています」と語る。

また、Zachは「ずっと花江さんの声を追いかけて演じてきたので、(お会いできたことが)本当に信じられません。(花江さんは)信じられないほど才能があり、とても親切で思慮深く、炭治郎のように本当に素晴らしいお手本となるような人です。彼と会って話ができたことは本当に素晴らしいことで、これからもっともっと彼を知ることができるのが楽しみです」と話す。
国を超えて同じキャラクターを演じることへの喜びを語ったほか、互いの声優としての魅力についてもコメントした。

また、ロサンゼルスへと足を運ぶのは2022年7月の「Anime Expo」以来2回目という花江は、「マリブビーチに行って、ロブスターサンドを食べながら海を見て、“うまい!うまい!”と言ってました」と、炎柱・煉獄杏寿郎のセリフも交え、華やかなロサンゼルスという街の魅力に触れる。

満を持して対面することができた花江と一緒にやりたいことについて、Zachは「2人でディズニーランドもいってみたいですね!あと In-N-Out(アメリカのバーガーショップ)にも…明日にでも(笑)秘密のメニューを紹介します!」と一緒に行きたい場所をプッシュすると、花江は「絶対行きます!(笑)ぜひ行きましょう!」と快く答えた。

■「今回のワールドツアーはスタッフの想いから生まれました」高橋プロデューサー

本イベント会場である「Orpheum Theater」は、『鬼滅の刃』の舞台である大正時代に建てられた由緒ある建造物だ。高橋は「初めてこうして(Orpheum Theater に)入って、とてもいい場所だなと思いました。『鬼滅の刃』とアメリカが時代を超えて繋がったような気がしました」と語る。

また、そのような場所でワールドツアー上映を行い、世界各地をこれからキャストたちがまわっていくことに対しては、高橋は「今回のワールドツアーはスタッフの想いから生まれました。アニメを作ることは決して簡単ではなく時にハードなものですが、ファンのみなさんの応援がスタッフの力になっています。そしてその応援に感謝をこめてこうして直接みなさんに“ありがとう”を伝えることがこのワールドツアーの1番の目的だと思います。こうして伝えられる場に出会えて、とてもうれしいなと思っています」とコメントする。

花江は「ファーストシーズン(竈門炭治郎 立志編)の時は日本の映画館で今より少ない館数で上映していたのが気づけばこうして世界に広がっていくのが本当に嬉しく思っています」と述べ、初となるワールドツアーが開催できたことへの感動もひとしおの様子で、世界中のファンに会えた喜びを熱く語った。

4年間、英語版の炭治郎を演じてきたZachは、いままで演じてきたことについて「人生が変わったと言ったら、控えめな表現になるかもしれませんね。本当に信じられないようなことなんです。この素晴らしいシリーズの一員になれたこと、炭治郎のような、 特別なキャラクターを演じたことは、大きく私の人生を変えました」と話す。いちファンとして、そして炭治郎役を演じる声優として、自身にとってもとても特別な作品であることを明かした。

そして今回、この日米の炭治郎のコラボレーションを記念し、同じセリフでの生アフレコが実現。花江が「負けるな!燃やせ、燃やせ!燃やせ!心を燃やせ!!ヒノカミ神楽!烈日紅鏡!」、Zachが「Don’t go down in your feet Burn!Burn!Burn, Set your heart ablaze!Hinokamikagura Rasing sun!」とセリフを披露し、大迫力の炭治郎同士のかけあいにより、ロサンゼルスのファンたちを興奮の渦に引き込んだ。

■花江夏樹もエール「僕をあんまり気にせずに、自分の炭治郎を貫いていただければ」

ここで披露されたように熱きセリフが飛び交う本作は、炭治郎や音柱・宇髄天元たちと上弦の陸・堕姫と妓夫太郎との激闘のクライマックスを描く「遊郭編」の第十話、第十一話が劇場で初公開となった。
戦闘シーンのアフレコについて、花江は「炭治郎としてはあまり事前に作りこまずに何も考えない状態でスタジオに行って感じたままに彼の気持ちを表現できるように心がけました」と、炭治郎と同じように自身も全身全霊をかけた様子を振り返る。

対してZachは、初めて「遊郭編」の第十話、第十一話の映像を観て「花江さんの演技を聞くたびに、尊敬の念が湧いてきました。あの叫び声を聞くだけで私はただ、“素晴らしい”としか思えなかったのです。この人は鋼鉄の肺を持っているに違いないと(笑)。あの演技を真似しようと思っただけでも、間違いなく難しい。だから、彼には心から尊敬します」とコメント。同じく炭治郎を演じてきたZachでさえも、花江による壮絶な戦闘シーンにはとても感動したことを述べた。

さらに、公開されてからますます注目されている本作では「遊郭編」のほか、初公開となる「刀鍛冶の里編」第一話も上映される。上弦の鬼が無限城に集結する一方、炭治郎たちが刀鍛冶の里へ向かい物語が新たな局面を迎えるのも見どころのひとつだ。

そんな久々のアフレコを経験した花江が、これから「刀鍛冶の里編」のアフレコに入るZachに対し「炭治郎から感じたことを本当に炭治郎として発してくれれば僕をあんまり気にせずに、自分の炭治郎を貫いていただければいいなと思っています」とエールを送ると、Zach は「がんばりまーーす!」と日本語で答え、会場を沸かせた。

作品を送り出してきたプロデューサーの高橋は、長年ともに力を合わせ作品を作り上げてきた『鬼滅の刃』のスタッフに対して「作品に対してすごく真摯な方ばかりです。彼らは常にその時自分たちにできるベストな映像を目指して、どんなときも炭治郎や宇髄たちのように諦めずに常に心を燃やしてその作品に取り組んでいます。本当にその姿はとても美しく、いつも彼らに対して尊敬の念を抱いています」と、敬意をもって絶賛する。本作の映像でも披露されたその技術力を、世界中の人々に観てもらえることへの喜びを語った。

■Aimerが生歌唱パフォーマンス!

そしてワールドツアーの開幕を祝し、会場ではAimerによる生歌唱パフォーマンスもお披露目となった。「遊郭編」の主題歌については、花江は「最高ですよね!聞くだけでテンションもあがるしぱっと映像が浮かび上がってくる素晴らしい曲だと思います」、高橋は「オープニングとエンディングテーマ、両方とも素晴らしい楽曲だと思います。Aimerさんらしさもあり、一方で『鬼滅の刃』らしさもあり、私自身も大好きな楽曲です。楽しんで頂けたら嬉しいです」と、の魅力についてコメント。舞台が暗転するとともに、Aimerがバンドメンバーとともに登場する。

演奏が始まると会場の熱気はさらに上昇し、スクリーンに映し出される宇髄天元の“ド派手”なアクション満載の戦闘シーンとAimerの「残響散歌」の見事なシンクロに、ファンたちは手を挙げてリズムをとり大合唱。まさに会場が一体となった大熱狂のステージを飾った。

その後、「遊郭編」のエンディングテーマ「朝が来る」も、一言一言に想いを込めながら力強く歌い上げられ、会場からは拍手と歓声が鳴りやまない。圧巻のパフォーマンスが終わり、熱気が残るステージでは、花江が「Thatwas amazing!」Zachが「すごい!(日本語)」、高橋が「宇髄のようにド派手なステージでとても素敵でした」とコメント。興奮収まらない中、その歌唱力とパフォーマンスを絶賛した。

■最後の挨拶でもアツい盛り上がり!

最後に、花江が「みなさん今日はありがとうございました。これから上映がはじまりますが楽しみですか??皆さんの期待値がここだとしたら(自身の背丈くらいの位置に手を挙げる。)実際はこのOrpheum Theatreの天井に届くくらい素晴らしいものになっていると思います!『鬼滅の刃』は鬼殺隊としてみんなで鬼と戦っていく、そんな作品です。みなさんも鬼殺隊の一員としてぜひ一緒に鬼と戦って作品盛り上げていってくれますか?」と問いかけると、会場を揺らすほどの大きな歓声があがる。

続けて、Zachは「この素晴らしいシリーズに参加できただけで、どんなに幸せなんだろうと思います。花江さんが言ったように、『鬼滅の刃』は期待を上回り続けています。このエピソードを皆さんと一緒に見れることに、とても興奮していますし、このプレミアに参加することで、『鬼滅の刃』の未来が見えてくるような気がします。素晴らしいですね、今日はありがとうございました!」とあいさつ。

高橋が「今日はこうして来て頂き、また配信で観て頂いてありがとうございました。直接会えない間も僕たちは世界中のファンのみなさんの応援を感じていました。本当に今日この機会に恵まれて、直接感謝を伝えられたことはとても嬉しいですし、ぜひこれからも『鬼滅の刃』を楽しんで、このワールドツアーや『刀鍛冶の里編』も期待して頂けたら嬉しいなと思います!」と締めくくると、割れんばかりの拍手が贈られた。

日本を飛び出し、これから世界の国と地域でも上映される『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』は現在公開中。続いてフランス・パリとドイツ・ベルリンにて舞台挨拶が行われる。

『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』ロサンゼルス舞台挨拶
◆日程:日本時間 2 月 19 日(日) / 現地時間 2 月 18 日(土)
◆場所:The Orpheum Theatre
◆登壇ゲスト:花江夏樹、Zach Aguilar、Aimer、高橋祐馬(敬称略)
『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』
絶賛公開中
■配給:東宝・アニプレックス

(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ ufotable


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