手塚治虫作品から「リボンの騎士」などにスポット!「ジェンダーレスと手塚漫画」フェアが開催 | アニメ!アニメ!

手塚治虫作品から「リボンの騎士」などにスポット!「ジェンダーレスと手塚漫画」フェアが開催

手塚治虫作品から『リボンの騎士』のサファイヤ、『人間昆虫記』の十村十枝子、『MW(ムウ)』の結城美知夫に焦点を当てた「ニューヒロイン&ヒーロー ~ジェンダーレスと手塚漫画~」フェアが、2023年2月14日より東京の代官山蔦屋書店でスタートした。

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『リボンの騎士』(C)Tezuka Productions
  • 『リボンの騎士』(C)Tezuka Productions
  • 「ニューヒロイン&ヒーロー ~ジェンダーレスと手塚漫画~」(C)Tezuka Productions
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  • 『人間昆虫記』(C)Tezuka Productions
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  • 手塚治虫(C)Tezuka Productions

手塚治虫作品から『リボンの騎士』のサファイヤ、『人間昆虫記』の十村十枝子、『MW(ムウ)』の結城美知夫に焦点を当てた「ニューヒロイン&ヒーロー ~ジェンダーレスと手塚漫画~」イベントが、2023年2月14日より東京の代官山蔦屋書店でスタートした。
期間中はイラストレーター・北澤平祐による作品の原画展示やグッズ販売のほか、手塚の長女・手塚るみ子とマンガ家・田中圭一によるスペシャルトークイベントも実施される。

「ニューヒロイン&ヒーロー ~ジェンダーレスと手塚漫画~」(C)Tezuka Productions

“マンガの神様”とも称される手塚治虫は1946年のデビュー以来、実に約700もの作品を生み出してきたマンガ家だ。手塚作品には、亡くなってから30年以上経った今でも決して色褪せることない面白さがあり、同時に新たな発見や、現代に通じる社会問題、人間の持つ内面性など、様々なことを問いかけてくる。

このたび代官山蔦屋書店にてスタートした「ニューヒロイン&ヒーロー ~ジェンダーレスと手塚漫画~」は、ジェンダー問題を彷彿とさせる作品を1950年代からいち早く提示した、そんな手塚の先見性に注目するもの。
フィジカルや社会定義に囚われない自我をもつ、『リボンの騎士』のサファイヤ、『人間昆虫記』の十村十枝子、『MW(ムウ)』の結城美知夫ら3名の主人公に焦点を当てた企画となる。

『人間昆虫記』(C)Tezuka Productions

フェアでは目玉として、人気イラストレーターの北澤平祐が手掛けた新たなサファイヤが誕生。パステル調のかわいらしいニューサファイヤは、豆皿、魔法の琥珀糖がつまったガラス瓶、ミラーやミニタオルがセットになった特別BOXなど、魅力的なグッズに大変身を果たした。

『MW(ムウ)』(C)Tezuka Productions

さらにニューサファイヤの原画は、手塚の『リボンの騎士』『人間昆虫記』『MW』の複製原画とともに展示される。店頭には手塚の複製原画ポストカードセット、手塚作品のコミック、手塚作品のグッズも並び、一部グッズはオンラインショップでも取り扱われる。また、2号館2階のカフェラウンジ「Anjin」内のガラスケースにも、手塚の複製原画が特別展示される。

そして2月25日には、“好き”を存分に楽しめるマーケットイベント「サブカル市」とのスペシャルコラボとして、手塚の長女である手塚るみ子とマンガ家の田中圭一による禁断のトークイベントが開催。オープニングアクトとして、アニメ特撮ソングをレコードで回す、コスプレ声ちゃんによる手塚アニメのDJタイムも行われる。

「ニューヒロイン&ヒーロー ~ジェンダーレスと手塚漫画~」は、2023年2月28日まで東京の代官山蔦屋書店で開催される。当時読んでいた人はもちろん、 今の若い人が読んでも十分に楽しめる手塚マンガ。ぜひ、めくるめく手塚治虫の世界を楽しみたい。

「ニューヒロイン&ヒーロー ~ジェンダーレスと手塚漫画~」
会期 2023年2月14日(火)~2月28日(火)
時間 9:00~22:00(店舗の営業時間に準ずる)
場所 代官山蔦屋書店2号館1Fギャラリー
主催 代官山 蔦屋書店
共催・協力 手塚プロダクション・北澤平祐

(C)Tezuka Productions
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