“アニメソング界の帝王”水木一郎さん、肺がんで死去 所属事務所が発表「11月27日のライブでも満面の笑み」 | アニメ!アニメ!

“アニメソング界の帝王”水木一郎さん、肺がんで死去 所属事務所が発表「11月27日のライブでも満面の笑み」

“アニメソング界の帝王”として知られる歌手・水木一郎さんが、2022年12月6日に肺がんのため74歳で死去。12月12日に所属事務所イエローバードが発表した。

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“アニメソング界の帝王”として知られる歌手・水木一郎さんが、2022年12月6日に肺がんのため74歳で死去。12月12日に所属事務所イエローバードが発表した。

水木さんは『マジンガーZ』『ゲッターロボ』『キン肉マン』や『仮面ライダー』シリーズなど、長年にわたって数多くのアニメ・特撮作品の主題歌を担当してきた歌手だ。
2022年7月に肺がんで闘病していることを公表していたが、11月には「第49回歌謡祭」に車いすで出演し「生涯現役を目指している」と発言し、『マジンガーZ』の主題歌を披露。
また11月末まで自身のTwitterを通じて、出演番組の宣伝やプライベートな情報なども発信していた。


12月12日、所属事務所イエローバードは水木さんの公式サイトに訃報を掲載し、「弊社所属の歌手・水木一郎が令和4年12月6日 午後6時50分、肺がんのため永眠いたしました。ここにみなさまからの生前のご厚誼に深謝し、心から哀悼の意を表しますとともに、謹んでご報告申し上げます。昭和23年1月7日生まれ 享年74」と発表。

続けて「昨年4月末に肺がんが発覚し、入退院を繰り返しながら放射線治療や薬物療法を行い、1年7か月あまり闘病生活を続けておりましたが、去る12月6日に救急搬送先の病院にて息を引き取りました。脳転移、リンパ節転移、髄膜播種を伴う厳しい病状ではありましたが、“生涯現役”を目標に、治療とリハビリに励み、活動を続けてきました」と病気発覚からの経緯を説明する。

最後に「思うようなパフォーマンスができなくなってもその強い意志は変わらず、最後のステージとなった11月27日のライブでも満面の笑みを浮かべておりました。これまで支えてくださったみなさまに厚く御礼申し上げます」と、感謝のメッセージを綴った。
《小野瀬太一朗》
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