“ミステリー”アニメといえば? 3位「氷菓」、2位「金田一少年の事件簿」、1位は… <22年版> | アニメ!アニメ!

“ミステリー”アニメといえば? 3位「氷菓」、2位「金田一少年の事件簿」、1位は… <22年版>

アニメ!アニメ!では「“ミステリー”アニメといえば?」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。結果を発表します。

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「氷菓」キービジュアル(C)米澤穂信・角川書店/神山高校古典部OB会
  • 「氷菓」キービジュアル(C)米澤穂信・角川書店/神山高校古典部OB会
  • [“ミステリー”アニメといえば? 2022年版]ランキング1位~5位を見る
  • 「金田一少年の事件簿」(c)天樹征丸・さとうふみや・講談社/読売テレビ・東映アニメーション
  • 『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』メインビジュアル(C)2022 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
  • 『名探偵コナン 犯人の犯沢さん』キービジュアル(C)かんばまゆこ・青山剛昌/小学館・「名探偵コナン 犯人の犯沢さん」製作委員会
  • 『憂国のモリアーティ』2クールキービジュアル(C)竹内良輔・三好 輝/集英社・憂国のモリアーティ製作委員会
  • 「レイトン ミステリー探偵社 ~カトリーのナゾトキファイル~」(C)LEVEL-5/レイトンミステリー探偵社
  • TVアニメ『虚構推理 Season2』キービジュアル(C)城平京・片瀬茶柴・講談社/虚構推理 2 製作委員会
10月7日は「ミステリー記念日」です。

世界初のミステリー小説といわれる『モルグ街の殺人』の作者エドガー・アラン・ポーの命日が由来です。

アニメでもミステリーは人気のジャンルです。劇中で起きる凄惨な事件、探偵を欺く奇想天外なトリック、そして誰もが予想していなかった意外な犯人など、ファンをワクワクさせる要素が詰まっています。そんなミステリーアニメの中で、アニメ!アニメ!読者の支持を集めるタイトルは一体何なのでしょうか?

そこでアニメ!アニメ!では「“ミステリー”アニメといえば?」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。9月27日から10月4日までのアンケート期間中に550人から回答を得ました。
男女比は男性約35パーセント、女性約65パーセントと女性が多め。年齢層は19歳以下が約60パーセント、20代が約20パーセントと若年層が中心でした。

目次

  • ・第1位
  • ・第2位
  • ・第3位
  • ・その他のコメントを紹介!
  • ・ランキングトップ10位まで
  • ・2021年結果:https://animeanime.jp/article/2021/10/07/64401.html

    ■『コナン』がトップ! スピンオフアニメも放送開始


    第1位


    1位は『名探偵コナン』。支持率は約48パーセントで、昨年に続きトップとなりました。


    『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』メインビジュアル(C)2022 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
    「ミステリーアニメといえば、やっぱり『名探偵コナン』。トリックや伏線の回収が素晴らしく、犯人を追い詰めるときのドキドキ感や真相がわかったときのスッキリ感が最高!」や「第1話から登場する黒の組織はいまだに謎が多いまま。各話の事件だけでなく、組織との駆け引きも面白いです」、「ミステリーとしてはもちろん、新一と蘭のラブストーリーや犯人を追い詰めるアクションなど、さまざまジャンルが盛り込まれているから」とファンによって注目ポイントが異なっています。

    また物語の舞台である米花町について「あれだけの頻度で事件が起きていたら、ちょっと耐えられないと思う……」といったコメントも届いており、秋アニメ『名探偵コナン 犯人の犯沢さん』に期待する読者も目立ちました。

    第2位


    2位は『金田一少年の事件簿』。支持率は約8パーセントで、昨年の同率5位からランクアップしました。


    「金田一少年の事件簿」(c)天樹征丸・さとうふみや・講談社/読売テレビ・東映アニメーション
    本作は名探偵・金田一耕助の孫である金田一一(はじめ)が難事件を解決するマンガが原作。「洋館や陸の孤島など、不気味な場所で発生する連続殺人が恐ろしい! 思いもよらないトリックや恐怖を掻き立てる演出に鳥肌が立ちました。残酷に思える犯人にも意外なドラマがあり、どの事件にも切ない余韻が残るのも印象的」や「IQ180の頭脳を持つはじめちゃんの推理が抜群で、剣持のオッサンこと剣持警部とのコンビもまた見たい」と特殊な環境下で起きる事件や、ユニークなキャラクターが魅力です。

    2022年には新作のテレビドラマが放送され、マンガ、アニメ、実写とメディアミックスで愛されているタイトルが上位に入りました。

    第3位


    3位は『氷菓』。支持率は約7パーセントで、昨年の2位から順位を下げました。


    「氷菓」キービジュアル(C)米澤穂信・角川書店/神山高校古典部OB会
    高校の古典部を舞台にしたミステリーは「学校の日常の中で起こる、ちょっと“気になる”非日常的な謎を解いていくところに趣があって癖になります」や「ミステリーでよくある殺人ではなく、日常に潜む小さな謎から大きな謎まで、きっちりと伏線を描いた上で解かれていくのが心地良い。京都アニメーションの映像もすごく綺麗!」とほかの作品とは異なる雰囲気が人気。「高校生ならではの多感で繊細な感情の儚さ、ほろ苦さ、輝かしさが丁寧に表現されていました。今でも最高の学園推理アニメだと思っています」と放送10周年を迎えたタイトルが今年も人気を見せています。

    ■そのほかのコメントを紹介



    『憂国のモリアーティ』2クールキービジュアル(C)竹内良輔・三好 輝/集英社・憂国のモリアーティ製作委員会
    『憂国のモリアーティ』には「ミステリーでは探偵側を描くことが多いが、本作はシャーロック・ホームズの宿敵であるモリアーティ教授が主人公。ほかの作品ではなかなか見られない敵側の視点の面白さを感じられる作品だから」。
    『レイトン ミステリー探偵社 ~カトリーのナゾトキファイル~』には「日曜朝に放送されていたので子どもと一緒によく見ていました。カトリー役の花澤香菜さんのハジけた芝居が良かったです」。

    『虚構推理』には「妖怪や怪異がからむ事件を解決するという通常のミステリーとは異なる世界観が斬新だった。探偵役の主人公に特殊な能力があるのも引き込まれた理由の一つ」。
    『シャドーハウス』には「顔のないシャドーのケイトと、生き人形と呼ばれる世話係のエミリコ。二人が館の謎を解き明かしていくストーリーに驚きが沢山あって面白い。2期が終わって核心に近づいたものの、謎の解明はまだまだこれから!」と今年放送されたタイトルにも投票がありました。


    TVアニメ『シャドーハウス』 2nd Season キービジュアル (C)ソウマトウ/集英社・シャドーハウス製作委員会
    今回のアンケートでは1990年代にアニメ化された人気作がワンツーフィニッシュ。3位以降は小説を原作とするタイトルも目立つ結果となっています。
    次ページのトップ20もお見逃しなく!

    ■ランキングトップ10


    [“ミステリー”アニメといえば? 2022年版]
    1位 『名探偵コナン』
    2位 『金田一少年の事件簿』
    3位 『氷菓』
    4位 『憂国のモリアーティ』
    5位 『文豪ストレイドッグス』
    6位 『虚構推理』
    7位 『探偵はもう、死んでいる。』
    8位 『ひぐらしのなく頃に』
    9位 『レイトン ミステリー探偵社 ~カトリーのナゾトキファイル~』
    10位 『シャドーハウス』

    (回答期間:2022年9月27日~10月4日)


    次ページ:ランキング20位まで公開



    ※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。

    《高橋克則》
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