『ローマの休日』は、“永遠の妖精”と称される大女優オードリー・ヘプバーンと名優グレゴリー・ペックがメインキャストを務めたロマンティックラブストーリーだ。
1953年にアメリカ本国、1954年に日本で公開され、「アカデミー賞」主演女優賞および脚本賞、衣装デザイン賞を受賞し、世界的に大ヒットを記録。
また、ヘプバーンは初主演となった本作で世界的人気女優への階段を駆け上った。
物語は、とある国の王女アンが親善旅行でローマを訪れたことから始まる。
旅行での厳しい規律とスケジュールにストレスを感じて、こっそり街へ抜け出し、路上のベンチで寝入ってしまったアン。偶然通りかかった新聞記者ジョーは、そんな彼女の素性も知らず、しぶしぶ自分のアパートで休ませることに。
翌朝、アンの正体を知ったジョーは、特ダネを掴もうと自分も身分を偽り、ローマの街を案内するが、やがて2人の間には恋が芽生え始めて……。
5月13日の「金曜ロードショー」では、『ローマの休日』を18年ぶりにオンエア。
今回は同番組オリジナルの新たな吹き替え版として、アン役を早見沙織、ジョー役を浪川大輔が担当。さらに脇を固めるカメラマンのアービング役として関智一、ヘネシー支局長役として茶風林の出演も発表された。
早見沙織＆浪川大輔による吹き替え版『ローマの休日』は、5月13日21時～22時54分に日本テレビ「金曜ロードショー」でオンエア。
＜以下、コメント全文掲載＞
早見沙織
Q.吹き替えオファーが来た時の心境は？
子どもの頃、声優というお仕事を認識したきっかけが、池田昌子さんの吹き替えのオードリー・ヘップバーン作品を見たことでした。マネージャーさんからは初め、タイトルを聞かずに「劇場版の吹き替えがある」とだけ聞いていて、その後さらっと「『ローマの休日』をやる」と言われ、それを聞いた瞬間、心拍数が上がり、手に汗握って、全身の温度が上がるかのような何とも言えないドキドキと緊張感につつまれました。
Q.「金曜ロードショー」視聴者の皆さんにメッセージ
18年ぶりに金曜ロードショーで放送されるという事で、私自身、作品の一ファンとして放送される事自体嬉しく思ってます。まさかアン王女の役として私がたずさわる事ができるとは、本当に言葉で言い表せないくらい光栄です！こうして話しているだけで、心拍数が上がり、緊張感が走ります…。作品の中のアンの魅力、素敵なところを少しでもお伝えできるよう努めましたので、これを見て素敵な“休日”を過ごして頂けたらと思います。休日と言いつつ金曜日ですが（笑）
浪川大輔
Q.吹き替えオファーが来た時の心境は？
名作中の名作なので、喜びと共に、驚き、プレッシャーが同時に押し寄せてきました。すごく嬉しかった一方で、「本当にやるの？できるかな？」と…。グレゴリー・ペックの吹き替えはやった事がなく、とても空気感のある役者さんなので本当に緊張します。でもやはり「嬉しい！」という気持ちが一番強かったです。
Q.「金曜ロードショー」視聴者の皆さんにメッセージ
名作が18年ぶりに「金曜ロードショー」に登場！しかも新録自体も久々です！「名前は知ってるけどちゃんと見た事ない」という方もいらっしゃるかと思いますが、これを見て温かい気持ちになって頂けたら嬉しいです。本当に素敵な映画なので是非見てください！
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