声優・高橋李依、初の単独イベント開催! ゲスト・小澤亜李と「がっこうぐらし!」キャラソン歌唱も【レポート】 | アニメ!アニメ!

声優・高橋李依、初の単独イベント開催! ゲスト・小澤亜李と「がっこうぐらし!」キャラソン歌唱も【レポート】

『からかい上手の高木さん』高木さん役や『ゆるキャン△』斉藤恵那役などで知られる声優・アーティストの高橋李依が、2022年2月26日に東京・Zepp DiverCityにて単独イベント「高橋李依 Birthday Event 2022」を開催。1st EP「透明な付箋」収録楽曲をライブ初披露した。

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「高橋李依 Birthday Event 2022」の様子 AZUSA TAKADA
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『からかい上手の高木さん』高木さん役や『ゆるキャン△』斉藤恵那役などで知られる声優・アーティストの高橋李依が、2022年2月26日に東京・Zepp DiverCityにて単独イベント「高橋李依 Birthday Event 2022」を開催。1st EP「透明な付箋」収録楽曲をライブ初披露した。


「高橋李依 Birthday Event 2022」
高橋がソロアーティストとして活動を行うと発表したのは、1年前の誕生日である2021年2月27日。
それから1年を経て、ソロ名義として初めてとなる今回のイベントではニッポン放送アナウンサー・吉田尚記をMCに迎えて、まずは高橋のこれまでの活動を年表を見ながら振り返ることに。

最初のブロックでは2011年から2016年までをプレイバック。特に2015年は、夏クールに『それが声優!』『乱歩奇譚 Game of Laplace』『がっこうぐらし!』の3作品でメインキャラクターを演じたこともあり、それが声優としての活動の幅が広がるきっかけにもなったという。
そして2016年には『魔法つかいプリキュア!』『この素晴らしい世界に祝福を!』『Re:ゼロから始める異世界生活』といった人気作に出演。キャラソン歌唱コーナーでは、そのなかから『魔法つかいプリキュア!』の主人公・朝日奈みらい役として歌った楽曲「夢までふたり乗り♪」を披露し、元気溢れるパフォーマンスにファンもクラップや手ぶりで応えて会場は一体となった。


「高橋李依 Birthday Event 2022」
ここでゲストとして、イベントキービジュアルのイラストをあしらった誕生日ケーキをもって、声優の小澤亜李が登場。仕事だけでなくプライベートでも交流があるという2人は、これまで共演してきたアニメ作品の話題で盛り上がる。
その共演作のなかから、高橋が直樹美紀役、小澤が恵飛須沢胡桃役で歌った『がっこうぐらし!』のキャラソン「アンハッピーエンドワールド」が、ライブ初披露されることに。
「(美紀と胡桃の)2人の関係性、バディ感が詰まっている」と語る高橋は、以前からこの曲を2人で歌うのが念願だったとのことで、同じ気持ちを抱いていた小澤もオファーをもらったときには感動したと明かす。ステージでは2人で横に並び、変わってしまった世界でも精一杯前向きに生きる美紀と胡桃の心境を、凛々しさたっぷりに表現。ラスサビの直前、お互いに目を合わせ、手を差し伸べ合う仕草に、グッときたファンもいたのでは。

そして再び高橋の活動を振り返るコーナーへ。2017年から2022年までの年表を見ながら、作品の話題に触れていくトークを挿み、本日最後のキャラソン歌唱コーナーでは、高橋の代表作のひとつ『Re:ゼロから始める異世界生活』より、エミリア役として歌った第1期後期エンディングテーマ「Stay Alive」をライブ初披露。
曲紹介の瞬間からまるでエミリアが憑依したかのように表情と声音が変わり、儚い歌声を届けるその姿からは、エミリアの感情がそのまま伝わってくるようだった。


「高橋李依 Birthday Event 2022」
その後、高橋のアーティスト活動にかける想いや、1st EP「透明な付箋」の制作・レコーディングの様子、アーティスト写真の撮影の模様などをまとめたメイキング風の映像が上映。観客の期待が高まっていくなか、ワンピースタイプのクールな衣装に着替えた高橋がステージに舞い戻り、この日だけの特別なプレミアムライブがスタートする。
まずは自身のソロ活動の最初の楽曲でもある「U撃つ」をパフォーマンス。その歌声は、それまで歌われた3曲のキャラソンのどれとも違う色と強度で迫ってくる。サビ前の「これまでの自分の殻 壊したい」というフレーズが象徴しているように、そこに込められたのは、ソロアーティストとして新たな一歩を踏み出した彼女自身の強靭な意志と覚悟だ。
続いて「自分でもこんなこと言っちゃってもいいのかな?と思ったけど、歌なので言っちゃえ!と思って」制作したという、アグレッシブな歌詞とサウンドが印象的なナンバー「不健康社会」を披露。明滅するライトがステージを鮮烈に塗り替えるなか、高橋は複雑に抑揚するメロディーと語り口調のフレーズが混在する、アクロバティックかつ現代的な爽快感に満ちたこの難曲を、言葉のひとつひとつが明解に伝わる素晴らしい滑舌で巧みに表現していく。“歪んだ承認欲求”をバッサリと切り捨てる歌詞の内容に寄り添ったクールな佇まいと振る舞いも様になっている。

そしてこの日最後のナンバーは、彼女自身のアーティスト活動を始めるにあたっての想いを形にした楽曲「カメレオンシンドローム」。その歌詞にある「向日葵色」という印象を持たれがちな自分だが、それとはまた違った一面を表現したい……と、そんな気持ちが表現された楽曲であり、「(聴いていると)自分でも泣けてしまう瞬間がある」と、彼女はこの曲について説明する。
役者として、また一人の人間として、いろいろな“自分”をカメレオンのように演じてきた彼女が、アーティスト活動を通じて表現したい新しい自分。自分を変えてみたいという想い。それをステージで、たくさんのファンの前で形にできている喜びが、そのパフォーマンスからダイレクトに伝わってくる。
歌詞の最後の一節“走り出す”の部分で楽しそうに飛び跳ねて、高橋はソロアーティストとしての初めてのライブを締め括った。

※上記リンクより商品を購入すると、売上の一部がアニメ!アニメ!に還元されることがあります。

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《林洋平》
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