「宇宙戦艦ヤマト2205 後章」小野大輔&山寺宏一&井上喜久子が完結を語る!上映記念舞台挨拶レポ | アニメ!アニメ!

「宇宙戦艦ヤマト2205 後章」小野大輔&山寺宏一&井上喜久子が完結を語る!上映記念舞台挨拶レポ

『宇宙戦艦ヤマト 2205 新たなる旅立ち 後章 -STASHA-』が、2月5日に上映記念舞台挨拶を開催した。中村繪里子のMCのもと小野大輔、山寺宏一、井上喜久子ら声優陣、シリーズ構成・脚本の福井晴敏、製作総指揮・著作総監修の西崎彰司が登壇し、本作の魅力を語った。

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『宇宙戦艦ヤマト 2205 新たなる旅立ち 後章 -STASHA-』上映記念舞台挨拶(C)西崎義展/宇宙戦艦ヤマト 2205 製作委員会
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  • 『宇宙戦艦ヤマト 2205 新たなる旅立ち 後章 -STASHA-』メインビジュアル(C)西崎義展/宇宙戦艦ヤマト 2205 製作委員会

『宇宙戦艦ヤマト』シリーズの最新作『宇宙戦艦ヤマト 2205 新たなる旅立ち 後章 -STASHA-』が、2022年2月4日より劇場上映ほか各種展開を開始した。これに伴い、2月5日に東京・新宿ピカデリーで上映記念舞台挨拶が開催。中村繪里子のMCのもと小野大輔、山寺宏一、井上喜久子ら声優陣、シリーズ構成・脚本の福井晴敏、製作総指揮・著作総監修の西崎彰司が登壇し、本作の魅力を語った。

上映記念舞台挨拶はまず、登壇者の挨拶からスタートした。福井は「いよいよ後章の上映が始まり、次回作『3199』に向けて身が引き締まる思いです」、西崎は「本作の制作は波乱ばかりの毎日でしたが、やっとこの日を迎えられました」とコメント。本作を上映できた喜びと、続くシリーズへの意気込みを語る。

声優陣では、小野は「『宇宙戦艦ヤマト 2199』で古代進を演じてから約10年、長い旅をしてきました。一人の力ではなく、みんなの力でこの艦を進めてきましたが、ついに大団円を迎えられたという気持ちで一杯です」、井上は「後章で〈STASHA(スターシャ)〉というサブタイトルが付いたときは、プレッシャーを感じましたが、台本を頂き、サブタイトルの意味を噛みしめ、自分の経験してきた感情・持てる全ての思いで演じさせていただきました」と、作品への熱い思いを述べる。
また山寺は、怒涛の展開の連続に改めて驚きつつ、「作品を作り上げていただいたスタッフへの感謝の思いで一杯です。そしてなにより、皆さんがご覧になり何を感じるのか一人ひとり聞いて回りたい」と会場の笑いを誘った。

次に、『2205』から参加することとなった新人クルーに焦点を当てたトークが展開された。本作のアフレコは感染症対策のため、一人ずつの収録となったが、これについて古代を演じる小野は「古代は先に収録することが多く、他のキャスト達がどんなお芝居をしているのか、少し不安な部分もあった」と当時の胸中を語る。
しかし、完成した映像を観た感想として「新人クルーのみんなは本当に立派でした。自分のお芝居を思った以上に受け止めてくれ、熱い演技で返してくれていた」と振り返った。

続いて、出演者から本作の印象的なシーンが紹介される。小野は「デスラーが全てその身ひとつで背負うところ、また、すべての感情が表現される終盤のシーンはぐっと来ました。『2205』は、デスラーとスターシャの愛の物語だと改めて実感しました」、井上は「スターシャが真実を語るシーンは台本を頂いたときから涙が止まらなかったです。言い方ひとつで意味が変わってしまうシーンなので、キャラクターの感情、台本の意味を悩みながら演じました」とトーク。
山寺も本作のラストシーンを挙げ「内側で燃え滾る感情をどのように表現するかは悩みながら演じました」と述べるなど、各キャラクターの視点から本作の見どころが語られた。

さらに、次回作『ヤマトよ永遠に REBEL3199』についての話題では、西崎は「シリーズを重ねるごとに独特の福井節が冴えわたってきている。続くシリーズでもヤマトを担いでいってほしい」とコメント。福井は「ひとつだけ言うとすると、いままでの『2199』や『2202』と同程度のボリュームのシリーズになる」と述べた。

最後は、小野が「この10年間、ヤマトに携わり、その旅の中で出会ってきたスタッフ・キャストのことを思い返していました。途中で寂しくもお別れしてしまったクルー達の気持ちを乗せてここまで来たと実感しています。改めてヤマトクルーになれたことを誇りに思っています。これからもヤマトという艦を未来に進めていきましょう」と会場のファンに投げかけ、イベントを締めくくった。


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『宇宙戦艦ヤマト 2205 新たなる旅立ち 後章 -STASHA-』上映記念舞台挨拶
劇場:新宿ピカデリー(東京)
登壇者:小野大輔(古代進役)、山寺宏一(アベルト・デスラー役)、井上喜久子(スターシャ役)、福井晴敏(シリーズ構成・脚本)、西崎彰司(製作総指揮・著作総監修)、MC 中村繪里子(桐生美影役)
日時:2022年2月5日(土)

『宇宙戦艦ヤマト 2205 新たなる旅立ち 後章 -STASHA-』
2022年2月4日(金)より期間限定劇場上映中
◆スタッフ
原作:西崎義展/製作総指揮・著作総監修:西崎彰司/監督:安田賢司/シリーズ構成・脚本:福井晴敏/脚本:岡 秀樹/キャラクターデザイン:結城信輝
メカニカルデザイン:玉盛順一朗・石津泰志・明貴美加/ゲストキャラクターデザイン:小林千鶴・岸田隆宏・立石 聖/プロップデザイン:枝松 聖
美術監督:舘藤健一/色彩設計:中山久美子/撮影監督:浅川茂輝/CG ディレクター:後藤浩幸/編集:兼重涼子/音楽:宮川彬良・宮川 泰
音響監督:吉田知弘/オリジナルサウンドエフェクト:柏原 満/アニメーション制作:サテライト/製作:宇宙戦艦ヤマト 2205 製作委員会
◆キャスト
古代 進:小野大輔/森 雪:桑島法子/真田志郎:大塚芳忠/アベルト・デスラー:山寺宏一/スターシャ:井上喜久子/ヤーブ・スケルジ:チョー
土門竜介:畠中 祐/京塚みやこ:村中 知/徳川太助:岡本信彦/板東平次:羽多野 渉/キャロライン雷電:森永千才/坂本 茂:伊東健人
デーダー:天田益男/メルダーズ:黒田崇矢

(C)西崎義展/宇宙戦艦ヤマト 2205 製作委員会

《仲瀬 コウタロウ》
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