8月に入り、連日気温が30度を超える真夏日が続いています。
ちょっと外に出るだけで汗が体をつたい、早くも「家に帰りたい…」とうんざり。そんな時『東京リベンジャーズ』を見ていると、“おでこ”を全開にした髪型をマイキー(佐野万次郎)が。惜しみなく全顔を晒しても美しさを保ったままの姿にホレボレ…スッキリしたスタイルが似合う表情にも羨ましさを感じます。
リアルな男性でも、おでこを見せている方に爽やかさと清潔感を感じ、魅力的に思うことがありますよね。
そこで今回、筆者が厳選に厳選を重ねて、おでこから魅力を感じた“でこ出しキャラ”5名をご紹介していきます。
■『東京リベンジャーズ』佐野万次郎
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冒頭でも紹介した『東京リベンジャーズ』のマイキーは、金髪ロン毛に前髪を上げて無造作にゴムでまとめた“THEヤンキースタイル”。高校生にして「東京卍會」の総長で、“無敵のマイキー”と称されるほど喧嘩の強さは天下一品。見た目だけでなく、中身もヤンキー中のヤンキーです。
『東京リベンジャーズ』はヤンキー漫画らしく、モヒカン、リーゼント、カリアゲ…などなど、他にもおでこを出しているキャラクターはたくさん登場するのですが、いかんせん目つきが鋭くて「爽やか」とは言い難い方が多数(笑)。
そんな中でも、マイキーは幼さを残した素顔や、たれ目、柔和な表情を浮かべており、他のヤンキーとは違った雰囲気を醸し出しています。
原作の少し幼さを残した絵柄だからなのかと思いきや、実写映画でもその爽やかさは健在!「いくらイケメン過ぎる吉沢亮さんでも、さすがに金髪ロン毛でこ出しはなぁ~」と言っていたあの頃の自分をぶん殴ってやりたい!
実写版のプロデューサー・岡田翔太さんは、「吉沢さんにマイキーを断られたらこの企画は頓挫したかもしれないと思うほど、マイキー=吉沢さんは絶対でした」と本作のプロダクションノートにコメントを寄せています。(映画『東京リベンジャーズ』は現在、公開中)
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■『鬼滅の刃』竈門炭治郎
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「おでこに特徴があるキャラは?」と質問された際、今の日本ではこのキャラクターを挙げる人が多いのではないでしょうか。そう、日本映画の歴代興行収入第1位(※)となる快挙を成し遂げた『鬼滅の刃』の主人公・竈門炭治郎です。※2021年8月現在
第1話からおでこに特徴的なアザをこしらえていた炭治郎。これは、弟が火鉢を倒した際、庇ってできたヤケド。さらに、鬼殺隊の“最終選別”で負傷したことにより、今の形になったと原作内で説明がされていました。
実はこのアザには、とんでもない秘密が。まだアニメ化されていない部分ですので、これからアニメで描かれるのを楽しみにしている方のためにネタバレは避けますが、今後の展開に刮目してください!
その他にも、炭治郎は頭突きを得意としていたりと、何かと“おでこ”に注目が集まるキャラクターでもありました。
■『呪術廻戦』夏油傑
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今、もっとも注目を集めている作品であろう『呪術廻戦』にも、おでこがチャーミングなキャラクターを発見! 日本に四人しか存在しない特級呪術師の一人であり、百人を超える一般人を呪殺して呪術高専を追放された最悪の呪詛師・夏油傑です。
黒髪の長髪で、前髪をひと房だけ残して後ろでハーフアップお団子にしているというオシャレなヘアスタイル。“ひと房だけ残している”というのが、きっと彼のこだわりなのでしょう。しかし、劇中「前髪が変」といじられる場面が…。
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ビジュアルで目が行く箇所があるとすれば、おでこにある傷。なにやら縫い目のような痕ですが…これもまだアニメ化されていないエピソードなので、語らないでおきましょう。
■『SHAMAN KING』麻倉葉
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シンプルなワンレンスタイルで筆者が思い浮かべたのは『SHAMAN KING』麻倉葉。髪型には特徴はないのですが、注目してほしいのは、M字型の見事な富士額!
富士額の方は、古風な愛情観や家庭観を持っているとされていて、家庭的で争いを好まず、人を頼りにする傾向にあるそうです。…まさに麻倉葉のことなのでは!?
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因縁の敵である双子の兄・ハオを孤独や苦しみから救いたいと考えていたり、愛と平和「Love&Peace」を広めるべく、アンナと共に世界中の無法区域を渡り歩いていたり…ここまで富士額の特徴に当てはまっているキャラクターは、葉以外にいないのではないでしょうか。
■『幽☆遊☆白書』浦飯幽助
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最後に“番外編”として、筆者の推し『幽☆遊☆白書』浦飯幽助を紹介させてください。
幽助もマイキーと同じくヤンキーキャラなのですが、マイキーとは打って変わってカリスマ性は感じられず…。原作では未成年であるにもかかわらず、飲酒や喫煙をしていたり、万引き・かつあげ・痴漢などの犯罪行為もする、絵に描いたような不良少年です。
髪型も、連載当時の90年代らしい、整髪料でガチガチ・テッカテカに固められたリーゼント。『東リベ』でヤンキーに慣れ親しんだとしても、もしかしたら抵抗を感じるキャラクターかもしれません。
しかし、幽助の魅力は、クズから一変して見せるギャップ。根は正義感が強く、弱い立場の人間や一生懸命な人には世話を焼き、仲間がやられた時には自らを奮い立たせ立ち向かう、とってもかっこいい男なのです!
本稿の本題となる“おでこ”に関しては、少し道を外れてしまうのですが…幽助が修行明けや激しい戦闘の後に髪をおろしている姿がイケメンすぎる! これまでの野蛮な面を一瞬で忘れてしまうほど。
この、たくさんのギャップが見え隠れするところが、幽助の魅力だと感じます。
■おでこから“南風”を感じたら、あなたも一流のデコリスト
番外編では“おでこ”から反れてしまいましたが(笑)、筆者が厳選した【でこ出しキャラ】5名を紹介させていただきました。
魅力を感じる部分は、人それぞれ。この記事で、「おでこも萌えるなぁ」と筆者の性癖をわかってくださる方がいれば、ぜひ他のおでこが魅力的なキャラクターを探してみてください!
今の季節だと、もしかしたらそのおでこから“南風”のような爽やかさを感じるかもしれません♪
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皆さんの中には、思い入れのある“おでこ”キャラはいますでしょうか?アニメ!アニメ!では「“おでこ”キャラといえば?」と題したアンケートを実施いたします。
自由回答形式で、これだと思うキャラクターと作品名を、男女それぞれお答えください。
アンケートはこちら
※回答対象はアニメ作品(TV放送、映画、配信、OVAなど)&ゲーム&CDシリーズ&マンガなど2次元コンテンツに登場したキャラクターとさせてただきます。
※回答はお一人様一回でお願い致します。
〆切は8月15日。アンケートの結果はまとまり次第公開します。お楽しみに。