前回は、イースターをホストファミリーやその親戚と過ごしたエピソードや、ロックダウンの規制緩和によって今後やりたいこと、さらにはこの4月で1周年を迎えたYouTubeチャンネル『寿美菜子の~マジ寿!~』の想いなどを伺いました。
第14回となる今回も、寿さんが撮った写真とともに先月のイギリス生活を振り返ります。5月から、ついにイギリスのミュージアムやシアターがオープンになるということで、ウキウキの寿さん。宿泊も可能となり、さっそくホリデーを満喫したお写真や、つい先日行ったばかりの『スフィアの4 colors LABO』の生配信の感想など、たっぷりとお聞きました。
[取材・文=米田果織]
■『スフィアの4 colors LABO』生配信を振り返る!イギリスでも感じた“ファンとの一体感”
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――ブログでも拝見しましたが、前髪のある寿さんはやはり新鮮です。本当に似合っていますね!
寿:ありがとうございます! そう言っていただけて嬉しいです。10年ぶりに前髪を作ったので、私自身、すごくドキドキしていたのですが、美容師さんが良い感じに仕上げてくださいました。とても気に入っています。
しばらくは“前髪あり”の寿美菜子をお楽しみください(笑)。
――SNSやYouTubeのコメントを見てみると、ファンの方からも好評ですね! 周りのご友人や、スフィアの皆さんの反応はいかがでしたか?
寿:スフィアのみんなには、切ったことを秘密にしていたんです。ちょうど切った次の日に『スフィアの4 colors LABO』の収録があって、時間になったらオンラインツールで参加するのですが「1人ずつ反応してもらうのも…」と思い極力ギリギリに入りました(笑)。
みんなすぐに「おー!前髪―!」と驚いた後に「めっちゃ良いじゃん!」と言ってくれたので嬉しかったです。
――そんな気分転換も楽しんだ4月。イギリスの状況はどのようになってきていますか?
寿:前回のインタビューで、「4月は屋外のカフェがオープンするので楽しみ」と話したのですが、同じ世帯であれば、宿泊が可能になったんです!
さらに5月からは、屋内のレストランやカフェ、ミュージアム、シアターがオープンするので、とってもワクワクしています。今日、このインタビューが終わったら、さっそくナチュラルヒストリーミュージアムに行ってきます。
――5月の話にはなりますが、先日『スフィアの4 colors LABO』の生配信もありました。改めて感想を聞かせてください。
寿:めちゃくちゃ楽しかったです! スフィアのみんなとも話していたのですが、こうやって4人一緒に何かをするのが久しぶりだったので「異様なテンションだった」と(笑)。3人はその場にいて雰囲気を感じていたのですが、イギリスにいる私にもそれが伝わってくるって、すごいことですよね。
終わった後は充実感たっぷりでした。皆さんが見てくれて、コメントをしてくれたおかげです。ライブ感があって、私たちとファンの皆さんがより繋がっている感じがしました。
――私もリアルタイムで見ていて、ライブ感を感じました。スフィアとファンとの一体感が素晴らしかったです。
寿:スフィアのライブの良いところは、お客さんとの一体感だと思っています。今回の生配信にもそれがあって、すごく心地良かったです。
――『スフィアの4 colors LABO』で今後やってみたいことはありますか?
寿:先日、「せっかく『LABO』と名付けているんだから、実験的にもっとやってみたいね」と4人で話していました。その時に思いついたのが、各々が自分にまつわるクイズを持ち寄る「個人的クイズ」。
『Pl@net Sphere』(※スフィアのWEBラジオ番組)の中で、ファンの方のお便りをもとに作成されたクイズにスフィアが答えていくというコーナーがあって、それが皆さんの日常が覗けてすごく面白かったんです。「スフィアでやっても面白いんじゃない?」となりました。
――4月は『寿美菜子の~マジ寿!~』の生配信もありました。その中で『Among Us』をプレイしているとおっしゃっていて、スフィア4人でやっても面白そうだと思いました。
寿:良いですね! それぞれのカラーにしたりとかして!
――最近、日本語でもプレイできるようになりましたからね。
寿:そうなんです! でも、なぜか私は日本語にならなくて……。「ことはゆ」の2人(早見沙織さん&悠木碧さん)とプレイする時はアジア圏の部屋に参加するのですが、日本語の中に1人だけ英語だから、怪しまれてだいたい最初にKILLされちゃうんです(笑)
――(笑)。今後の企画を楽しみにしています! では、ここからはお写真と共に4月を振り返っていきましょう。
■「化石の町」ライム・リージスを堪能!カモメの襲撃も体験…
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――4月から規制が緩和したイギリス。宿泊も可能となったと先ほどおっしゃっていましたが、さっそく旅行に行かれたのですね。
寿:ホリデーを使って、1週間ほどホストファミリーと一緒にLyme Regis(ライム・リージス)に行ってきました! 通称「ジュラシックコースト」とも言われる場所で、1憶何万年前から残されている地層や化石を見ることができました。
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――写真を見るだけで、ステキな場所だということが伝わってきます。ライム・リージスを行き先として選んだ理由は?
寿:ホストファミリーの親戚がライム・リージスで民泊サービスをやっていて、そのお部屋に泊まれるということでチョイスしました。もともとはスコットランドの方に行く予定だったのですが、スコットランドとイングランドはロックダウンのルールが少し違うため、イングランド内の旅行に変えました。
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――ライム・リージスで食べたお食事の写真もありますね。これはホットドッグでしょうか?
寿:これはクラブサンドです。浜辺で食べたのですが、渡される時に「カモメにマジで気を付けて!」と言われました。初日にフィッシュアンドチップスを食べた時にも言われていて、その時は全然平気だったので「大丈夫、大丈夫~」と答えたのですが、この写真を撮った時にはもう360度囲まれてしまっていて(笑)。
すると、カモメが耳元で急に叫んだんです! 驚いてクラブサンドを落としてしまったら、もう地獄絵図。カモメが群がってきてしまったので、私は諦めて逃げたのですが、ホストマザーがその地獄の中から、ナプキンがかかって食べられるところを救出してくれたんです。結果、カモメに横取りされないよう海を見ず、壁の方を向いて食べました。
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