“アンドロイド”キャラといえば？ 3位「呪術廻戦」究極メカ丸、2位「プリキュア」ルールー、1位は…＜21年版＞

5月25日は「ターミネーターの日」。

1985年の同日に、映画『ターミネーター』が公開されたことが由来の記念日です。アーノルド・シュワルツェネッガーが人造人間・T-800を演じた本作は、多数の続編が作られる大ヒット作となりました。

アニメにも人型ロボットや人工知能（AI）にまつわるキャラクターは数多く登場します。人に似せて作られたアンドロイドだったり、人類をはるかに凌ぐ知能を持つAIだったり、体の一部を機械に置き換えたサイボーグだったり、愛らしいペット型ロボットだったりと、描かれ方もさまざまです。

そこでアニメ！アニメ！では「“アンドロイド”キャラといえば？」と題した読者アンケートを実施しました。5月17日から5月24日までのアンケート期間中に208人から回答を得ました。
男女比は男性約30パーセント、女性約70パーセントと女性が多め。年齢層は19歳以下が約55パーセント、20代が約25パーセントと若年層が中心でした。

■バラエティ豊かなアンドロイドたちが登場！

第1位

1位は『銀魂』のたま。支持率は約13パーセントでした。

『銀魂 THE FINAL』ビジュアル（C）空知英秋／劇場版銀魂製作委員会
たまはスナックお登勢で働くからくり人形。「泣いたり笑ったりと、ロボットらしからぬ行動でみんなを感動させてくれます」や「誰よりも頼りになって、人間よりも人間を理解している家政婦ロボです」、「人間の心を持っているところが好き」と淡々とした喋り方ながら、健気なところが人気です。映画『銀魂 THE FINAL』では重要な役柄で登場したことも票を集めた理由でしょう。
なお同率15位には坂田金時もランクイン。主人公・坂田銀時のライバルキャラクターで、「周りの人の記憶を改竄してこれまでの銀時の活躍を自分のものとするエピソードが恐ろしかった」という声が届きました。

第2位

2位は『HUGっと!プリキュア』のルールー・アムール／キュアアムール。支持率は約6パーセントでした。

『映画HUGっと！プリキュアふたりはプリキュアオールスターズメモリーズ』(C)2018 映画HUGっと！プリキュア製作委員会
「プリキュアシリーズ初のアンドロイドのプリキュアで印象に残っています」や「主人公の野乃はなと触れ合うにつれて、アンドロイドなのに笑顔が増えていくところが最高！美味しいものを食べて顔がとろけちゃってるのが本当に可愛い」、「仲間と共に過ごすうちに感情を理解していって、最終的にプリキュアに変身したルールーはすごい！」といったコメントがありました。プリキュアになる経緯もドラマチックで、多くの投票がありました。

第3位

3位は『呪術廻戦』の究極メカ丸。支持率は約5パーセントでした。

『呪術廻戦』キービジュアル（C）芥見下々／集英社・呪術廻戦製作委員会
究極メカ丸は京都府立呪術高等専門学校の2年生。外見は完全にロボットですが、それにはある理由が隠されています。読者からは「ビジュアルが近未来っぽくて好き」や「悲しいエピソードと、呪術師としての強さが印象に残ります」といったコメントが寄せられました。『劇場版呪術廻戦 0』の公開を控える人気作のキャラクターがトップ3に食い込みました。

■そのほかのコメントを紹介!!

『うたの☆プリンスさまっ♪』美風藍には「感情表現が薄いけれど、周囲と心を通わせていき、感情を知っていく様子に感動しました」。
『日常』東雲なのには「背中にネジが付いた見た目がインパクト大。でも本人は外したがっているところが面白い」や「ロボットだと思えないほど喜怒哀楽が豊かだから」。

『戦闘員、派遣します！』ティザービジュアル（C）2021 暁なつめ, カカオ・ランタン／KADOKAWA／「戦闘員、派遣します！」製作委員会
『戦闘員、派遣します！』キサラギ＝アリスには「放送中なので真っ先に浮かびました。美少女の見た目に、淡々とした口の悪さのギャップがとても好きです」。
『Vivy -Fluorite Eye's Song-』ヴィヴィには「相棒のマツモトとの掛け合いが面白い」や「心の有り様を求める、透明感のある美しさが魅力的」と2021年春の新作TVアニメのキャラクターにも票が入っています。

『Vivy -Fluorite Eye's Song-』キービジュアル（C）Vivy Score / アニプレックス・WIT STUDIO
今回のアンケートではさまざまなタイプのキャラクターが集結。長年愛される国民的アニメから、現在放送中の注目作まで、多彩なタイトルに票が寄せられています。
次ページのトップ20もぜひご確認ください！

■ランキングトップ10

[“アンドロイド”キャラといえば？]
1位たま『銀魂』
2位ルールー・アムール／キュアアムール『HUGっと!プリキュア』
3位究極メカ丸『呪術廻戦』
4位ドラえもん『ドラえもん』
4位美風藍『うたの☆プリンスさまっ♪』
6位オルト・シュラウド『ディズニーツイステッドワンダーランド』
6位オムスビ（シャケ&ウメ）『おそ松さん』
8位ヴィヴィ『Vivy -Fluorite Eye's Song-』
9位アイラ『プラスティック・メモリーズ』
10位東雲なの『日常』
10位シューベルト『クラシカロイド』

（回答期間：2021年5月17日～5月21日）

次ページ：ランキング20位まで公開

※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。