
『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ) ぼくが選ぶ未来』
『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ) ぼくが選ぶ未来』は、中国のマンガ家・アニメ監督のMTJJのもと寒木春華(HMCH)スタジオが制作した劇場アニメ。
人間たちの自然破壊により、多くの妖精たちが居場所を失った世界を舞台に、森が開発され居場所を失った黒猫の妖精・シャオヘイらの物語が展開していく。
人間たちの自然破壊によって居場所を失ったことで、同じ妖精のフーシー(CV.櫻井孝宏)に仲間に加えられ、人里から遠く離れた島へと招かれたシャオヘイ(CV.花澤香菜)。
このたび公開された本編映像は、シャオヘイが異変に気付き目を覚ますと、フーシーと仲間のシューファイ(CV.斉藤壮馬)、ロジュ(CV.松岡禎丞)、テンフー(CV.杉田智和)たちが能力を駆使しながら何者かと戦っている……というシーンだ。
何者かが圧倒的な力の差を見せつけるなか、急いでフーシーのもとへ駆けつけるシャオヘイ。するとフーシーたちを襲ったのは、人間でありながら最強の執行人でもあるムゲン(CV.宮野真守)だと明らかになる。
「人間のくせになぜ館に手を貸す」と問うフーシーに、ムゲンは「お前を捕まえに来た。詮索無用」と返答。この後の展開が気になるなか、映像はここで幕を閉じる。
この本編映像で映されているバトルシーンは、本作の大きな見どころのひとつ。登場人物たちが能力を駆使しながら縦横無尽に動き回るスピード感、そして躍動感あふれる戦闘を、カメラワークと特徴的なエフェクト、丁寧なアニメーションで描いている。
2019年の字幕版の上映直後から、アニメファンやアニメ関係者から「今後、これを作った人達と競っていかないといけないのか」「痺れるほどかっこいい! もう感心を通り越し、嫉妬を覚えてしまう」と多くの称賛の声が寄せられていたクオリティだ。
いよいよ11月7日より公開となる『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ) ぼくが選ぶ未来』。大迫力のバトルシーンを、劇場の大きなスクリーンと音響で楽しみたい。
(C)Beijing HMCH Anime Co.,Ltd