特に『アベンジャーズ』の一員であり初めて兄弟役を演じるトム・ホランドとクリス・プラットが奇跡の再会を果たすと、会場から大歓声が上がった。
ワールドプレミアは、「アカデミー賞」の授賞式と同じエル・キャピタンシアターで行われ、世界中から各国のメディアが駆け付けるなどピクサー最新作への期待と注目度の高さを伺わせる。
会場には、本作の舞台となる“魔法が消えかけた”世界をイメージした装飾が施されており、イアンとバーリーがお父さんを乗せて旅をすることになるペガサスが描かれた愛車“グヴィネヴィア”も登場。さらに本作の世界観をイメージした巨大なブルーカーペットの周りには、10代~20代を中心とする女性ファンが集まった。
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クリス・プラット【画像をクリックしてフォトギャラリーへ】
そして、イアン役のトム・ホランドとバーリー役のクリス・プラットがブルーカーペットに登場すると、会場には大歓声と拍手が沸き起こり、ボルテージも一気に最高潮に。
『アベンジャーズ』の一員としても共演歴がある2人は、まるで本当の“兄弟”のように仲良く笑顔で再会を果たし、『アベンジャーズ』を超える兄弟の絆について熱く語り合った。
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トム・ホランド【画像をクリックしてフォトギャラリーへ】
クリスは大親友であるトムと一緒にアフレコしたそうで、「普通は一緒に声の収録をすることはないみたいだけど、何かが起きることを期待してトムと一緒に声の収録をさせてもらった。トムと一緒だからこそ、兄弟の絆が生まれるかどうか試してみたかったんだ。僕としては確かに魔法が起きたと思うし、作品からも僕たちの絆を感じてもらえると思う。これほど最高なことはないよ」と熱くコメント。仲良しの2人だからこそ、より深い絆で結ばれている兄弟役を演じられたことを述べた。
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トム・ホランド&クリス・プラット【画像をクリックしてフォトギャラリーへ】
一方、トムは本作に出演したことで“夢”が叶ったそうで、「クリスと話していたんだけど、どの役者にも目標がある。僕にとって夢の一つが、スーパーヒーロー(アベンジャーズ)を演じることと、クリスと一緒にピクサー作品に出演することだったんだ。今日こうしてここに来られたのは本当に素晴らしく幸運なことだと思っているよ」と笑顔を見せる。
2人は集まったファンとともに写真を撮ったり、サインに応じたりと丁寧にファンサービスを行い、そのたびに大きな歓声が上がる大盛況のワールドプレミアとなった。
『2分の1の魔法』
3月13日(金)全国ロードショー
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