往年の名ゲーム機「PCエンジン」も誕生! 1987年に発売されたゲームは? 19XX~20XX 第16回【特集】 | アニメ!アニメ!

往年の名ゲーム機「PCエンジン」も誕生! 1987年に発売されたゲームは? 19XX~20XX 第16回【特集】

一世を風靡した人気ゲーム機「PCエンジン」を復刻した「PCエンジンmini」がまもなく発売。今回の「ゲーム19XX~20XX」は、このPCエンジンが発売された1987年のゲームを振り返っていきます。

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ゲーム19XX~20XX 第16回:往年の人気ゲーム機「PCエンジン」が世に出た1987年に発売されたゲームは?
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往年の人気ゲーム機「PCエンジン」をミニサイズで復刻した「PCエンジンmini」の発売日である2020年3月19日が迫ってきました。そこで今回はPCエンジンが登場した1987年にフォーカス。この年に人気を博したゲームの数々を紹介していきます。

PCエンジンは1987年10月30日に発売、価格は24,800円でした。それまでの家庭用ゲーム機をはるかにしのぐ性能を誇っており、色鮮やかなグラフィックや高品質のサウンドを楽しめるタイトルが多数登場。特にアーケードゲームの移植はレベルの高いものが多く、ここに魅かれたというプレイヤーも多かったことでしょう。

翌年に周辺機器として発売された「CD-ROM2(シーディーロムロム)」の存在も見逃せません。CD-ROMをメディアとして採用した初めての家庭用ゲーム機で、以降CDの大容量を活かした名作・話題作が次々に発売。アニメを駆使した映像や声優を起用しての音声の導入などの先進的な演出でマニア層からの支持を集めました。

PCエンジン本体(画像はWikipediaより)

最大5個のコントローラーを同時接続できるマルチタップの存在も魅力となっていました。

1987年のおもな出来事も見ておきましょう。この年に日本国有鉄道(国鉄)が分割・民営化され、JRとして再出発をはかることとなりました。大韓航空の旅客機が北朝鮮の工作員によって爆破された大韓航空機爆破事件、『太陽にほえろ』のボス役などで知られる俳優・石原裕次郎の死去なども大きなニュースとなりました。

スポーツでは“鉄人”と呼ばれた広島東洋カープの衣笠祥雄が連続試合出場の世界記録を樹立。プロ野球選手としては王貞治以来となる国民栄誉賞受賞者となりました。第1回目のラグビーワールドカップが開催されたのもこの年で、ニュージーランドが初代王者となっています。

おもなヒット曲は光GENJIの『STAR LIGHT』、TM NETWORKの『Get Wild』、瀬川瑛子の『命くれない』(発売は1986年)など。ドラマでは明石家さんまと大竹しのぶが主演した『男女七人秋物語』が人気となりました。

映画のヒット作はトム・クルーズ演じる戦闘機パイロットの活躍を描いた『トップガン』(公開は1986年12月)、ベトナム戦争を題材としたオリバー・ストーン監督の『プラトーン』など。マンガでは高橋留美子の『らんま1/2』、佐々木倫子の『動物のお医者さん』の連載が開始。アニメでは同名人気マンガが原作の『シティーハンター』、『ミスター味っ子』などがヒットしました。

それでは、この年発売されたゲームを見ていきましょう。

カトちゃんケンちゃん


発売日:1987年11月30日
機種:PCエンジン
販売元:ハドソン


PCエンジン本体と同年に発売されたソフトの中で、もっとも注目を集めたタイトルといえばコレです。当時絶大な人気を誇っていた加藤茶&志村けんのバラエティ番組『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』を題材にした横スクロールアクションゲームで、プレイヤーはカトちゃんとケンちゃんのどちらかを選び、さまざまなステージのクリアに挑んでいくことになります。

本作を語るときに必ず言及されるのが、カトちゃん&ケンちゃんの顔のグラフィックです。下の画像を見てもらえばわかると思いますが、これが本っ当によく似ているのです。しかも、さまざまに表情を変えるのでインパクトは抜群。PCエンジンのマシンパワーを見せつけた形ですが、当時の筆者はそこまで考えが及ばず、ただただ「そっくりだな~」と感心していたのを覚えています。

おなじみのカトケンのギャグの数々も見どころです。ケンちゃんがバカ殿様に扮したり、カトちゃんが「加トちゃんペッ!」の姿になったりと、おバカかつコミカルなシーンが満載。オナラやウ○コなど下品(ホメてます)なギミックも多く、全編でカトケンらしさを楽しむことができます。

また、これもよく言われることですが、ユルい見た目とは裏腹にかなり難易度が高く、やり応え抜群です。残念ながらPCエンジンminiには未収録ですが、キャラクターを入れ替えて海外向けに発売された『J.J.&JEFF』がプレイ可能になっています。



R-TYPE


発売日:1987年7月
機種:アーケード
販売元:アイレム


『グラディウス』(コナミ)、『ダライアス』(タイトー)などと並ぶ横スクロールシューティングの傑作です。特筆すべきは個性あふれるグラフィックでしょう。生物的なちょっとグロテスクなステージ。エイリアンを彷彿とさせる「ドブゲラドプス」やウネウネと動く不気味な触手を生み出す「ゴマンダー」などの異形のボスキャラたち。そして画面に入りきらないほどの超巨大戦艦の登場など、いずれも衝撃的で多くのプレイヤーの心をわしづかみにしました。

着脱可能な自機の分身・フォースの存在も魅力のひとつです。前方につければ前方の敵を攻撃、後方につければ後ろに向かって攻撃できるというもので、アイテムを取ることでパワーアップしていきます。さらに自機と分離しての攻撃も可能で、このフォースをステージの特性に応じて使いわける戦略的な戦闘を楽しめるようになっていました。

翌1988年にハドソンより発売されたPCエンジン版にも触れておきましょう。容量の関係から『R-TYPE I』、『R-TYPE II』の2本に分けて発売されたのですが、映像面でアーケード版にまったくヒケを取っておらず、再現性は驚異のひとこと。このレベルの移植はファミコンにはなかったもので、PCエンジン普及の立役者となりました。こちらはPCエンジンminiに収録されていますので、ぜひプレイしてみてください。

アーケード版を再現した『R-Type Dimensions EX』(Tozai Games)のクラシックモード(画像はSteamより)

こちらは1988年に発売されたPCエンジン版(画像はWiiUバーチャルコンソールより)。

ちなみにアーケードでは、戦闘機による空中戦を楽しめる体感ゲーム『アフターバーナー』(セガ:現セガ・インタラクティブ)、ドラゴンを操って戦う縦スクロールシューティング『ドラゴンスピリット』(ナムコ:現バンダイナムコエンターテインメント)といった名作も、この年より稼働開始となっています。SNKのアイドルキャラ・麻宮アテナが初めて登場した作品として知られる『サイコソルジャー』(SNK)、地獄めぐりの冒険が楽しいアクションゲーム『妖怪道中記』(ナムコ)なども人気に。また、のちに格ゲーブームを巻き起こすことになる超人気シリーズの第1作目『ストリートファイター』(カプコン)も登場しています。

『ナムコミュージアムVol.5』収録の『ドラゴンスピリット』(画像はPlayStationソフトウェアカタログより)

ハムスターの『アーケードアーカイブス サイコソルジャー』(画像はPlayStation Storeより)


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《仁志睦》
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