ここで気になるのが特別行政区の香港。中国と密接な繋がりを持ちつつも、異なるコスプレ文化を築いていますが、どのような実情なのでしょうか? 日本に留学したありさ(@muffet1010)さんに訊きました。
眩しい画像を一気見する(全30枚)
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――コスプレを初めてどのくらい経ちますか? 日本に留学した決め手は?
ありさ
コスプレ歴8年です。ずっと日本のアニメや漫画、オタクイベントの文化に強い興味を持っていました。昨年から日本に留学していますが、日本のアニメや漫画が好きだったので、何よりも日本語を学びたい思いが強かったんです。
――香港でも日本のアニメは人気ですか?
ありさ
はい!多くの友人が日本のアニメが好きで、毎シーズンの新作を高い熱量で追いかけています。
――香港ではどのような動漫(アニメや漫画、ゲームなど)イベントがありますか?
ありさ
香港では「C3AFA」「香港動漫電玩節」などのような大きな動漫イベントが毎年開催されています。小規模な同人イベントも定期的に開催されています。
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――香港でのコスプレ撮影環境を教えてください。
ありさ
現在の香港ではコスプレ撮影できるスタジオは年々少なくなっています。私がお気に入りだったスタジオも閉店しました。でも、香港では基本的に申請しなくても街中でコスプレ撮影ができるんです。バリエーションに富んだ景色が美しい所があるので、各自が好きな場所で撮影していますね。
――香港と中国のコスプレイヤーで違いはありますか?
ありさ
香港のコスプレイヤーも中国と同じです。アニメや漫画への情熱があり、好きなキャラクターのコスプレをしたい思いが強いです。唯一違うと感じるのはコスプレのスタイルかな。中国はものすごく細部まで凝った華やかなコスプレを好み、香港は比較的動きやすかったり、簡素だったりと実用的なコスプレを好む傾向があります。それぞれの特色ですよね。
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――中国の動漫イベントに参加する香港のコスプレイヤーは多いですか?
ありさ
近年は多くの香港コスプレイヤーが中国の動漫イベントに参加しています。中国のコスプレイヤーとカメラマンのレベルは高いので、中国で活動することを望む人はとても多いです。
――コスプレの思い出を教えてください。
ありさ
コスプレを長く続けて嬉しかったことがあります。同じ趣味の友達がたくさん増えたことです。コスプレを始めるまではオタク友達が全然できなかったんです。
あと、私自身が作ったコスプレ衣装を褒めてもらえたことも嬉しかったですね。
中国と香港では、コスプレイヤーとカメラマンの違いがやはりあるようです。今後も取材を続けて掘り下げられればと思います。
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画像提供:ありささん(Twitter:@muffet1010、Instagram: arisa_1010 、Facebook: Arisa1010)
取材協力:寒黙(Twitter:@nigellizhe)