会場には飯島真理(リン・ミンメイ)、福山芳樹(熱気バサラ)、チエカジウラ(ミレーヌ・F・ジーナス)、May'n(シェリル・ノ ーム)、中島愛(ランカ・リー)、戦術音楽ユニット“ワルキューレ”are美雲Δ JUNNA、フレイアΔ鈴木みのり、カナメΔ安野希世乃、レイナΔ東山奈央、マキナΔ西田望見らが勢揃い。2DAYSの日程で、時空を超えたスペシャルなライブが繰り広げられた。

「MACROSS CROSSOVER LIVE」キービジュアル第1弾【画像クリックでフォトギャラリーへ】
映画のようなオープニング映像が流れ、この日出演するアーティストの名前が映し出されたのち、そのメインスクリーンが左右に開き登場したのは飯島と福山だ。
まず2009年の「MACROSS CROSSOVER LIVE」時に飯島が作った超時空アンセム「息をしてる 感じている」を、今宵限りのアコースティックバージョンで届けていく。柔らかい光に包まれながら、スペシャルな時間の始まりが告げられると、そこに『超時空要塞マクロス』の1話アバン映像が流れる。
再び登場した飯島は、リン・ミンメイの映像やキャラクターデザイン・美樹本晴彦が描いたミンメイのイラストが映し出されるスクリーンをバックに、「私の彼はパイロット」「0-GLove」「SUNSETBEACH」をメドレーでパフォーマンス。そして「本当に可愛いミンメイが見られる曲です」と言って、自身が作った「天使の絵の具」も歌う。
バックに流れた、OVA『超時空要塞マクロス FlashBack 2012』で描かれたミンメイのライブシーンは、実際に飯島が歌っている姿と重なっていった。
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「MACROSS CROSSOVER LIVE」飯島真理【画像クリックでフォトギャラリーへ】
さらに「この曲はいつも、初めて歌う気持ちで歌っています」と言って始まったのは、シリーズを代表する名曲「愛・おぼえていますか」だ。作詞の安井かずみ、作曲の加藤和彦はともに故人となっているが、「いつもそばに居てくれている気がします」と話す飯島はひと言ひと言大切に歌っていく。
背景には劇場版のクライマックスシーンが5つのスクリーンいっぱいに映し出され、「みんな歌って」という飯島の言葉で大合唱も巻き起こった。