アニメ「消滅都市」EDテーマ担当SPR5、楽曲制作秘話とデビュー1年で結ばれた“5人の絆”【インタビュー】 2ページ目 | アニメ!アニメ!

アニメ「消滅都市」EDテーマ担当SPR5、楽曲制作秘話とデビュー1年で結ばれた“5人の絆”【インタビュー】

2019年4月より放送中のTVアニメ『消滅都市』で、EDテーマを担当しているSPR5にインタビュー。デビュー時の目標は「武道館」と掲げた5人だが、様々な経験を積んできたいま見据えるものとは?

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■この5人だから出せるハーモニーがある


――カップリング「夢の向こう側へ」の作曲は、ゲーム『消滅都市』の楽曲を制作するノイジークローク・加藤浩義さんでした。

社本
まさか、ゲームで慣れ親しんだサウンドで私たちが歌えるとは思っていませんでした。しかもバッチバチなEDM調の楽曲。新しいSPR5を見せられたと思います。

――歌割りも凝っていると聞きましたよ。

直田
1年間私たちの歌声を聞いてきた音楽ディレクターさんが、一番良いところをチョイスしてくれたんだと思います。

実は私、「ここのパートを歌いたい」とお願いをしていたんです。

園山
そうなんだ!

直田
たとえば、1番Bメロの〈向かい風〉ってところ。ドンドンドン!ってすっごくアクセントがつくところなんですけど、どうしても自分で表現してみたくて「歌わせてください」とお願いしたんです。

もうひとつ、2番の頭も。言ってみたら叶ったので、「言ってみるもんだ!」と思いました(笑)。


――みなさん、そういった要望は出されるものなんですか?

岩井
知らなかったです、そんな“お願い制度”があったとは(笑)。

直田
もちろん、自分からお願いしたので、ライブでも最高の歌声を披露したいと思います!

岩井
私は、最初に自分の歌声が使われていたのが印象的でした。
「岩井の声、いい味出してるよね~」とディレクターさんに褒めてもらえて、嬉しかったな。

大西
岩井さんのレコーディング聞かせてもらってたんですけど、最初は仮歌に近い感じで歌っていたら、「いつもの岩井さんの感じが欲しい」「空気多めで優しく歌ってくれればいいから」とディレクターさんが言っていましたね。

私は、けっこうビシビシ歌っていたんですけど(笑)。

――個々に違ったんですね。

岩井
それぞれの特長を引き出してくれていたと思います。
自分のあとにくるしゃもちゃん(社本)の声も、また雰囲気違って良いんですよ。

直田
私たちバランス良いよね~。

園山
自分で言った(笑)。
でもたしかに5人組み合わさってひとつの曲になっているんだなと実感しました。

ダンスについても、歌ってないところで超絶キメキメな振りがあるので、そこで「おおっ?」と思ってもらえるはずです。
そうなるように、頑張ります。

社本
クールなカッコよさがあるのかなと思います。「新しい挑戦+新しい顔」というか。また好きになってくれる人が増えると信じています。

――しかも、楽曲はシリーズ最新作のゲーム『AFTERLOST - 消滅都市』にも収録されます。

社本
そうなんです! びっくりしました。

なので今回のシングルは、1曲目はアニメ『消滅都市』で、2曲目は『AFTERLOST - 消滅都市』なんです。
『消滅都市』のファンの方でSPR5はあまり知らないと言う人にも、ぜひ手にとっていただきたいですね。


■デビューから1年 強くなった5人


――ここからは活動のお話も。1周年になりますが、どんな1年でしたか?

大西
最初に比べたらみんなの仲が深まったと思います!
変なイジりもできるようになったし、素の自分を出しているようになったり、行き詰まってもみんながフォローしてくれる頼もしさを感じています。
すごく自然体でいられるようになったなと思います。

社本
そうだね。もう5人ならどんなイベントでも平気で出られる。
でも、プロモーションとかで2人で出るときはすっごく緊張しちゃって(笑)。

4人
わかる!

社本
みんながいない不安があるんだろうね。

直田
この前、私と社本ふたりで行ったときは、超緊張しちゃいました。
「私たち、ちゃんとできたよね!?」みたいな。

社本
そうそう(笑)。


岩井
私も、亜玖璃とふたりで番組収録に行ったときも……。

大西
「私たちちゃんと面白かったかな?」「爪痕残せてなくない?」とかね(笑)。

――やはり不安になったと。

社本
もう(5人)が当たり前だからね。
あらためて1年経って、それぞれの良さを引き出し合える仲になったんだなって思います。

園山
嬉しいよね。

――ちなみに、この1年で劇的に変わった人はいますか?

大西
やっぱり姫奈ちゃんじゃない?
最初はびっくりするくらい人見知りで、生放送の前なんてガタガタ震えて「はじまっちゃう! はじまっちゃう!」という感じだったけど、今ではすごく平常心で。
すごく強くなったよね。

直田
ありがとう。亜玖璃は、おしとやかなお嬢さんかと思ってたんですけど、SPR5イチのいたずらっ子に育ちました(笑)。

――いたずらっ子?

直田
すぐ煽ったり、いじったりしてくるんです(笑)。
でも、そういう楽しい部分が引き出せたのは一緒にいたからこそだし、そのほうが居心地いいなと思います。

――いい雰囲気で活動ができているからでしょうね。では、ほかのみなさんはどうでしょう?

岩井
あ、成長しました、私!

4人
自己申告!

岩井
ダンスや歌も上達したし、美意識も高まりました。
それに心も強くなったと思います。

直田
それはすごくわかる。強くなったよね。
あ、でも他人に言われるのは苦手なんだよね。ここまでにしとく(笑)。


社本
では、私は園山に言おうかな。
園山さんは良い意味で一番変わらないんです。「成長してない」という意味ではなく、ずっと変わらずに守る続けているものがある感じ。

園山
人生4回目だからね。

社本
これです! 「人生4回目」とか「平安生まれ」とか、「われ」もずっときちんと言い続けている。
最初はいつかボロが出ると思ってたんですけど……。

園山
なんでだよ(笑)。

社本
でも本当に貫き通せるところはすごいと思う!プロですね。

園山
ありがとう(笑)。みんながいるからそういう自分でありたいって思っていられるんです。

で、しゃもちゃんは、本当に何でもできるようになりましたね。ライブでみんなをまとめてくれるのもそうだし、トークで誰かが代表で喋らないといけないようなときもビシッと締めてくれる。
そういう“エース感”が前面に出てきました。

社本
ありがとう。MCとかそういう立ち位置も任せてもらっていますね。

岩井
最初、「MC、大丈夫かな?」と言ってたときもあるよね。


社本
不安だったからね。
みんなの良いところをちゃんと伝えたいし、そのためのMCなので、「もっと成長しなきゃ」という想いは強かったです。

3月17日のイベント(「Supreme Revolution」)のとき、「ちょっとはうまくなったかな?」という気持ちになったので、変わってきているのかなとは思います。


《松本まゆげ》
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