4月2週目の注目映画は劇場版『名探偵コナン 紺青の拳（フィスト）』。
公安・安室透がクローズアップされた前作『ゼロの執行人』の興行収入は国内外合わせて100億円を超え、ファンたちの間では「安室透は100億の男だ」と話題になりました。シリーズ23作目にして京極真が初登場する最新作『紺青の拳』で、キッドと京極は何億の男になれるのでしょうか…!?
シリーズ初の女性監督が描くキャラクターたちの恋模様や、キッドと京極の激しいアクションシーンを是非劇場でチェックしてみてください！
劇場版『名探偵コナン 紺青の拳』／4月12日公開
あらすじ
今回の舞台となるのは、劇場版史上初となる海外・シンガポール。19世紀末に海底に沈んだとされる世界最大のブルーサファイア“紺青の拳”を巡って、コナンとその宿命のライバルである怪盗キッドが、マリーナベイ・サンズで起きた殺人事件、そしてシンガポールの巨大な陰謀に巻き込まれていく。
シンガポールで開催される空手トーナメントを観戦する為、蘭と園子は現地を訪れていた。パスポートを持っていないので海外渡航できないコナンは留守番のはずだったが、彼を利用しようとするキッドの奇術的な方法により、強制的にシンガポールへ連れてこられてしまう。キッドに従わなければ日本に帰ることすらできないコナンは、メガネ、腕時計、服などすべて奪われ変装することに。その正体に気付いていない蘭に名前を聞かれ、とっさにアーサー・ヒライ（！?）と名乗る。
やがて、キッドはある邸宅の地下金庫にブルーサファイアが眠っているという情報を得る。いとも簡単に侵入成功したと思われたが、危険すぎる罠がキッドを待っていた。立ちはだかったのは、400戦無敗の最強の空手家・京極真。そして、不吉な何かを予兆するかのようにシンガポールの象徴・マーライオンから真紅に染まった水が放出される！
かつて海底に葬られた【伝説の秘宝】が時を経て、“獅子の国”に蠢く巨大な闇を呼び覚ます！
キャスト＆スタッフ
■キャスト：高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、山口勝平 ほか
■原作：青山剛昌「名探偵コナン」（小学館「週刊少年サンデー」連載中）
■監督：永岡智佳 脚本：大倉崇裕 音楽：大野克夫
■製作：小学館／読売テレビ／日本テレビ／ShoPro／東宝／トムス・エンタテインメント
■配給：東宝
（C）2019 青山剛昌／名探偵コナン製作委員会
■怪盗キッドとは…？
白いタキシード、マント、シルクハットを身にまとい、マジックや変装で警察を翻弄する、世界を股に掛けた大泥棒。性格はとてもキザ。優れた外見や盗みにおいてのパフォーマンスが派手なことから、犯罪者にも関わらずアイドル的な人気を博し、予告状が出された現場にファンが詰めかけることも。
劇中のファン代表と言ってもいいのが、蘭の親友・鈴木園子。彼を「キッド様」と呼び、“鈴木財閥”のコネを使い予告現場に入り浸ることもしばしば。しかし、園子がファンだということで、彼女の恋人・京極真からはライバル視されている!?
これまでにキッドが登場した劇場版は、『世紀末の魔術師』（1999年）『銀翼の奇術師（マジシャン）』（2004年）、『探偵たちの鎮魂歌（レクイエム）』（2006年）、『天空の難破船（ロスト・シップ）』（2010年）、『業火の向日葵』（2015年）の5作。今回公開された『 紺青の拳（フィスト）』では、キッドが史上最も追い詰められる展開となっていく。
■京極真とは何者…!?
空手部主将で、蘭の親友・鈴木園子の恋人。日本国内にはもう自分より強い人はいない、ということで現在は渡米中。空手の強さは超一流で、「蹴撃の貴公子」、「孤高の拳聖」などの異名を持つほど。“出る漫画を間違えてるのでは？”と言われるくらいの圧倒的な戦闘力である。鈴木財閥の相談役で園子の伯父である鈴木次郎吉からは「世界最強の防犯システム」とも評価されていて、TVアニメ『名探偵コナン』の746話からなる「怪盗キッドVS京極真」ではキッドと対峙した経験もある。
最近徐々にアニメへの登場回数も増え、『紺青の拳（フィスト）』で映画初登場となる京極。キッドとのアクションシーンや園子との恋模様がどのように描かれるのか注目したい。
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