「レイドバッカーズ」アーネリアが常時光っているのはなぜ? 舞台挨拶で橋本監督がファンの疑問に回答 | アニメ!アニメ!

「レイドバッカーズ」アーネリアが常時光っているのはなぜ? 舞台挨拶で橋本監督がファンの疑問に回答

4月6日、平成最後の劇場オリジナルアニメ『LAIDBACKERS-レイドバッカーズ-』の舞台挨拶が新宿ピカデリーにて開催された。

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『LAIDBACKERS-レイドバッカーズ-』舞台挨拶の模様
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  • 茜屋日海夏
  • 大地葉
  • 長縄まりあ
  • 内山夕実
  • 日高里菜
4月6日、平成最後の劇場オリジナルアニメ『LAIDBACKERS-レイドバッカーズ-』の舞台挨拶が新宿ピカデリーにて開催。三乃ハラミ役の日高里菜、草薙・K役の大地葉、アーネリア役の内山夕実、舞坂舞役の茜屋日海夏、らん役の長縄まりあと橋本裕之監督が登壇しトークを繰り広げた。

『レイドバッカーズ』は、現代の京都に「逆異世界転生」した勇者と魔王たちが繰り広げる日常系アクションアニメ。平和な世界に馴染みはじめ、日々を過ごしていた元勇者たちの前に、元の世界で魔王だったらんが力を失った小学生の姿で現れ、魔王のかけらを集めてほしいと依頼してくることから起こる騒動を描く。
脚本を上江洲誠、キャラクター原案を鈴木次郎が務め、アニメーション制作をスタジオ五組が担当した。

大きな拍手とともに登壇者が迎え入れられ、舞台挨拶はスタート。登壇者がひとりずつ、集まった観客に感謝の言葉を伝えた。
キャストが会場にマイクを向け感想を尋ねると、面白かったと大きな声で返事が寄せられ、なごやかな雰囲気で進行していく。


元の世界では魔王でありながら、転生後は女子小学生になるらん役の長縄の挨拶の番になると、彼女の可愛さのせいか、他の登壇者一同は保護者のような目で見守っていた。
犬に転生してしまったアーネリア役の内山は、会場を見渡してアーネリアのTシャツを着ている観客を何人も見つけ感激。今回の内山の役どころは犬であるため、声優人生でこれだけたくさんワンと言うのも、これで最初で最後かもしれないと笑いを誘っていた。

司会から劇場公開を迎えての気持ちを聞かれた橋本監督は、本作の企画は3年前からスタートし、長い時間をかけて成立したことに触れた。
観客の反応はかなり気になる様子で、Twitterの反応も見たいが怖くて見られなかったという。

また、本作でこだわった点について橋本監督は、この作品はみんなで楽しんで作りたいと考え、今後も観たいと思ってもらい、広がっていければいいという思いで作ったそうだ。
さらに京都に取材で、大文字の送り火を見に行った際、雨が降っていたので見逃したエピソードを披露。しかし、それが本作の展開にも活かされたという。

続いてそれぞれが演じたキャラの好きな部分についてのトークへ。
アイドル活動に勤しむ舞を演じる茜屋日は、ただ可愛いだけでなく誰よりも現実的で、家賃も払っているという点を称賛。
そして、アーネリアは、犬でありながらリーダーとして誰よりも真面目にメンバーのことを考えているところが挙げられた。アーネリアの台詞は全編ワンワンと吠えるだけで、意味を字幕で表示するというアイデアも検討されたことも橋本監督から明かされた。

司会からは、Twitterで展開しているハッシュタグキャンペーン「#レイドバッカーズ応援隊」で寄せられた質問も紹介。
アーネリアに関する質問が多かったようで、選ばれた質問は、「アーネリアが常時光っているのはなぜ?」というもの。橋本監督によると、元の世界ではアーネリアは金髪でありその名残ではとのこと。撮影監督がキラキラ光る処理を入れたところ、面白かったので採用したそうだ。

息の合ったトークで、終始笑いの絶えない舞台挨拶もあっという間に終了。
最後の挨拶で、橋本監督は、『レイドバッカーズ』はこれからの作品であることを強調、長縄もファンのアイデアで本作は膨らんでいくかもしれないので、どんどん想像を広げてほしいとお願い。
内山は、まるで長いシリーズを一緒にやったようにキャストは仲がよく、もっと続けていきたいと語り、大地と茜屋は、ここがゴールだと思いたくないと、さらなる今後の展開を希望していた。
日高は、長縄が可愛いからか、みんな彼女の保護者のようになってしまう、それぐらい仲良しの現場だったので、続けるために応援してほしいと会場に集ったファンに重ねてお願いした。

登壇者一同、話したいことがまだまだたくさんあると語り、名残惜しそうではあったが大盛況のうちに舞台挨拶は幕を閉じた。

『LAIDBACKERS-レイドバッカーズ-』は、4月5日より全国劇場にて2週間限定で上映中。

第2弾本予告映像


≪スタッフ≫

監督:橋本裕之
脚本:上江洲誠
キャラクター原案:鈴木次郎
チーフディレクター :佐藤清光
キャラクターデザイン・総作画監督:土屋圭
音楽:kz(livetune)
音響監督:山口貴之
アニメ―ション制作:Studio五組
配給:クロックワークス
製作:LAIDBACKERS製作委員会

≪キャスト≫

三乃ハラミ:日高里菜
舞坂舞:茜屋日海夏
草薙・K:大地葉
アーネリア:内山夕実                                
らん:長縄まりあ
本天沼久美:花守ゆみり
鷺ノ宮優子:藤田 咲
ロン:福山 潤
レナード:小西克幸 ほか

4月13日(土) 
【実施劇場】MOVIX京都 
【実施時間10:20の回 上映後(Pコード:559-801)
【登壇者】日高里菜、内山夕実 (予定)

【実施劇場】なんばパークスシネマ 
【実施時間13:50の回 上映後 (Pコード:559-802)
【登壇者】日高里菜、内山夕実 (予定)

【実施劇場】ミッドランドスクエア シネマ 
【実施時間17:05の回 上映後(Pコード:559-803)
【登壇者】日高里菜、内山夕実 (予定)

チケット販売
「チケットぴあ」にて販売
チケット価格:2,000円(全公演)
■イントロダクション
京都に“逆”転生した勇者たちと魔王の、過酷な闘いが今、始まる・・・!?
祖母の駄菓子屋を継ぐため、京都に引っ越してきた美大生・本天沼久美。
だが、空き家だったはずの駄菓子屋には、ハラミ・K・舞の三人の少女と犬一匹が住み着いていた!
なんと、ハラミたちは魔王を追って、剣と魔法の世界からこちらの世界へ転生してきた勇者達だったのだ!
しかし、転生の影響で力を失った彼女たちは普通の人となり、しかもリーダーの姫騎士アーネリアは
犬の姿に変わり果てていた……。
身寄りも常識もない彼女たちを追いだすこともできず、久美はおかしな仲間たちと同居をすることに。
元の世界での使命感からも解放され、平和な世界にも馴染みはじめ、それぞれが自由気ままに暮らしていたある日。力を失い、小学生となった、元魔王・らんが彼女たちの前に現れ、こう告げた。
「私と一緒に、魔王の欠片を集めてもらえませんか?」
《杉本穂高》
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