登壇したのは大泉洋(グリンチ役)、杏(ドナ役)、ロバート秋山竜次(ブリクルバウム役)、横溝菜帆(シンディ・ルー役)、宮野真守(ナレーター役)と日本語吹替版のメインキャストが勢揃い。加えて日本語吹替版イメージソング「Tiny Baby」を担当したPerfumeも特別ゲストとして参加した。
大泉と横溝は11月3日(現地時間)に米ニューヨークのアリス・タリー・ホールで行われたワールドプレミアにも出席しており、現地の思い出をトーク。
ベネディクト・カンバーバッチも含めたキャストが通るために用意されたレッドカーペットならぬグリーンカーペット。それが一般客の動線にも重なっており、一般客の警備を重点的に行っていた警備員から大泉は制止されてしまったという。
「英語しゃべれないもんだからずっと『ソーリー』って謝るばかりでしたよ!」と大泉が話すと聞いていたキャストたちも爆笑。その後も大泉は終始ハイテンションで場を盛り上げた。
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今日の目的はクリスマスを盗んだグリンチになぞらえて、大泉が日比谷のイルミネーションを盗む“点灯式”。大泉の「メリー!」という掛け声と、それに続く会場からの「グリンチマース!」というコール&レスポンスとともに大泉がスイッチを押すと、日比谷ステップ広場が見事なグリンチ色に染まった。予想以上の緑に登壇者からは歓声が上がった。
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クリスマスの思い出を各キャストが話していく中で、劇中でナレーションを担当している宮野はゲームセンターの前にあるバルーンのサンタ像を見かけたらダンスセッションをしてしまうという昔話を披露。「セッションしますよね!」と言ってノリノリのダンスを踊る宮野に秋山がすかさず「しねーよ!」とツッコミ。大泉も宮野のそんな過去に「変わってるわ~」と感心していた。
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本編を見た感想を大泉は120点と評し、「声優チームの一体感が感じられました!」とコメント。大泉を中心としたテンポのよい掛け合いの妙、チームワークのよさがこの点灯式でもうかがい知れた。
映画『グリンチ』は12月14日より全国ロードショー。
『グリンチ』
12月14日 全国ロードショー
配給:東宝東和
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