このたび公開された映像は、270万体もの小型に分身した最強の敵・ミデンに立ち向かうべく、歴代プリキュアたちがそれぞれのチームワークを存分に発揮しているもの。
『HUGっと!プリキュア』では「We can!! HUGっと! プリキュア」、『キラキラ☆プリキュアアラモード』では「SHINE!! キラキラ☆プリキュアアラモード」、『魔法つかいプリキュア!』では「Dokkin 魔法つかいプリキュア!」と、各シリーズのOP主題歌がオーケストラ版に編集されメドレーで戦闘を彩っている。
実はこのシーンは、“プリキュアのオペラをやりたい”という制作陣の野望により誕生したとのこと。音楽と映像をシンクロさせるためにここだけを先行して、映像にあわせてオーケストラで音楽がつけられたという。
宮本浩史監督は、このシーンについて「今回のラストのバトルは『映画』というより『プリキュアオペラ』のつもりで取り組みました。音楽が大きく先導し、キャラクターの生命感・画面の情報量が圧倒する、そんなシーンを作りたいと思っていました。冒頭から出て来る小型のミデンはハリウッド映画並みの技術を投入しており、1画面に最大270万匹のミデンが別々に複雑な動きをしています」との思い入れをコメント。
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音楽担当の林ゆうきは、OP主題歌のオーケストラメドレーを「曲が物語を先導する部分や、タイミングを合致させる部分を織り込みながら、監督やアニメ制作サイドと何度もキャッチボールして流れを制作しました。アニメ制作サイドと音楽がしっかり一丸となったからこそ、完成したシーンだと思っています」と解説。「このメドレーは歴史を遡っていくので、過去のプリキュアを知らない方にも、これを期に知ってほしいと思います」とも呼び掛けた。
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『映画HUGっと!プリキュア ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』は公開中。
『映画HUGっと!プリキュア ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』
(C)2018 映画HUGっと!プリキュア製作委員会