業界の垣根を越え、初芝貿易でのワイン輸入事業や、サンライトレコードでのアーティストプロデュースなど異業種でも活躍してきた島耕作。マンガ業界の売り上げ下落が続く中、島耕作が編集長としてまず手をつけたのが、「読者へのご挨拶とつながり」だ。

そのために、島耕作は読者へLINEで友だちになれるQRコードを公開。このLINEを通して、読者の声に耳を傾け対話する機会を設けることで、今後の編集活動につなげていくとのことだ。講談社も、彼の今後の活躍に大きな期待を寄せているという。
また、島耕作から編集長就任へのコメントも到着。島耕作は、「漫画はまだまだ社会を変える力を持っていると私は信じています」と語り、初芝五洋ホールディングスの社長に就いた際に掲げたスローガン「シンクグローバル」の元、「世界のおとなたちに刺さる漫画を送り出したいですね」とコメントした。