「コミケ」初参加でも大丈夫! スタッフ直伝の“楽しみ方の心得”や“必須アイテム”とは | アニメ!アニメ!

「コミケ」初参加でも大丈夫! スタッフ直伝の“楽しみ方の心得”や“必須アイテム”とは

年に2回、夏と冬に東京ビッグサイトのほぼ全施設を使用して開催される同人誌即売会「コミックマーケット(以下、コミケ)」。毎年多くのメディアに取り上げられるため、1度も足を運んだことがなくても知る人は多いのではないでしょうか。

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年に2回、夏と冬に東京ビッグサイトのほぼ全施設を使用して開催される同人誌即売会「コミックマーケット(以下、コミケ)」。毎年多くのメディアに取り上げられるため、1度も足を運んだことがなくても知る人は多いのではないでしょうか。

近年では、演歌歌手・小林幸子さんやタレントの叶姉妹さんが、サークル参加したことでも話題になりました。企業ブースの出展やコスプレ参加など、コミケの楽しみ方は同人誌を買うだけに留まりません。8月10日から12日にかけて開催される「コミックマーケット94(以下、C94)」の前に、コミケボランティアスタッフやコスプレイヤーに直々に聞いた楽しみ方をお伝えします。

■世界最大級の同人誌即売会コミックマーケット




マンガ・アニメ・ゲームやその他周辺のジャンルの同人誌即売会で、3万5千サークルが参加する40年以上続く世界最大規模のイベントです。2017年の夏コミでは3日間でのべ50万人以上の来場者がありました。

サークル参加では、「同人誌」と一括りにされる自主制作のオリジナル・二次創作漫画やイラスト、ゲーム、音楽、グッズなどを頒布しています。企業ブースでは、アニメやマンガ、ゲームに関わる様々な企業が出展してグッズを販売しています。

■お客様はいない!出展者から来場者まで全員が参加者


通常の同人誌即売会では、サークルが同人誌やグッズを売り、来場者が金銭を支払う関係性から来場者を「お客様」と捉えています。
しかし、コミケにおいてはサークル出展者、コスプレイヤー、企業だけでなく、来場者全員が参加者であることが基本理念。来場者を一般参加者と呼び、同イベントにおいて客は存在しません。参加者全員が平等であるため、「販売」という言葉は使わずに「頒布」とくくっています。コミケに参加するうえでは、この基本理念をしっかり抑えておく必要があります。

■開催時間と平均的な待ち時間


コミケでは人気サークルの同人誌や企業ブースのグッズを絶対に購入するために、開場前から何万人もの人が待機しています。待機列は東西に分かれているので、駅を出た後のスタッフの誘導に沿って決められた順路で向かいましょう。
意外と知られていないのですが、朝の一般入場で東と西に列が作られるものの、東から西、西から東も入れます。

徹夜待ちが禁止されているため、始発電車の時間からの入場待機になります。コミックマーケット公式サイトでは平均的な待ち時間と公開しており、初参加の人は午後到着することを奨励しています。入場待機も辞さない場合は、夏なら万全の暑さ対策、冬なら寒さ対策をしていきましょう。とくに夏は熱中症で倒れる人が出るそうです。

<開催時間>
出展サークル:10時~16時
企業ブース:10時~17時(最終日は16時)
コスチュームプレイ:10時~16時(最終日は15時)
午前中は入場待機列がありますので、初めて参加される方は午後到着するように来て下さい。

<平均的な待ち時間>
始発電車での来場:10時~10時半頃に入場(5時間待ち)
10時頃の来場:11時~11時半頃(1時間待ち)
12時頃の来場:12時頃(待ち時間ほぼなし)

■コミケを楽しむためにカタログを購入しよう!


コミケは入場無料のイベントですが、出展サークルやコミケのルールなど多数の情報が載っているので、より楽しむためにカタログの購入をおすすめします。
冊子版・DVD-ROM版、Webカタログの3つのタイプがあるので、自分が読みやすい物を選びましょう。

出展サークルは「創作(少年)」「創作(少女)」「歴史・創作(文芸・小説)」「ギャルゲー」や、「艦これ」「ラブライブ!」「東方Project」「コスプレ」など、ジャンルごとに固まって配置されているので、気になるジャンルのページをめくっていけば「いいな!」と思うサークルが見つかるかもしれません。

→次のページ:楽しむうえでの心得は?
《乃木章》
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