マンガの“冒頭”でツカミを審査するマンガ賞創設、審査員に「暗殺教室」松井優征 | アニメ!アニメ!

マンガの“冒頭”でツカミを審査するマンガ賞創設、審査員に「暗殺教室」松井優征

「週刊少年ジャンプ」(集英社)編集部が、漫画の”冒頭部分”のみで投稿が可能な「ジャンプスタートダッシュ漫画賞」を創設。『暗殺教室』などで知られる松井優征が審査員を務めることがわかった。

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(C)松井優征/集英社
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「週刊少年ジャンプ」(集英社)編集部が、漫画の”冒頭部分”のみで投稿が可能な「ジャンプスタートダッシュ漫画賞」を創設。『暗殺教室』などで知られる松井優征が審査員を務めることがわかった。

「ジャンプスタートダッシュ漫画賞」で応募者に求めるのは、漫画の”冒頭部分”のみ。その為短いページ数で投稿が可能となる。
優秀作には審査員の松井優征からアイデアが提供されるうえ、物語の続きも一緒に考えてもらえるという特典も付く。松井氏の漫画捜索の思考法に触れられる、またとないチャンスだ。

投稿方法は従来の原稿投稿、デジタル投稿、そしてジャンプ初となるTwitterでの投稿も加えられた。これらには鉛筆描きでの応募も可能となっており、幅広い層からの投稿が期待されている。

入選すると賞金に加え、「週刊少年ジャンプ」での掲載を確約。また、佳作に選ばれると賞金のほか、増刊に掲載されるなど、こちらもデビューの可能性が高い賞である。その他にも最終候補や18歳以下の優秀者に授与される賞も用意された。

同賞創設にあたり松井氏は「読み切り漫画の心臓部は『描き出し』だと思っています。なので、この賞の審査員のお話を頂いたとき、二つ返事でお受けしました」とコメント。
新人賞の漫画には展開が遅いものが多い中、漫画に必要なのは読者をひきつける「描きだし」であることと語る。さもないと、読者はすぐに読むのをやめてしまうという。

続いて、「もちろん、才能ある方はどんな描き出しだろうが最後まで読ませられると思います。ただ、『どんな手段を使ってでも世に出たい』と考えている新人さんがいらっしゃったら、手段のひとつとして、こういう賞にチャレンジされてみるのはいかがでしょうか」と提案。

「ハッタリでも、出オチでも、勢いだけでも、後先考えてなくても構いません。とにかくインパクトのある描きだしを作ってみて下さい。整合性など後からどうとでもなります。そんな細かい事より、最初の数ページで読者を引き付ける事の方がずっと価値がある事だと思います。『この漫画、最後まで読んでみてえ!』と思わせられるか、それだけがこの賞の選考基準の全てです」と投稿者に向けてエールを送っている。

【「ジャンプスタートダッシュ漫画賞」応募詳細】

■原稿枚数
3~7ページ 左側のページから始めてください。
※投稿の場合、原稿の返却は致しません。コピーをとってから、原稿をお送りください。 また、デジタル原稿を郵送で投稿する場合は、B4サイズの出力紙とデータを同封してください。原稿はレイヤー統合済みのPSDかTIFF形式で作成してください。解像度はモノクロ2値600dpi以上を推奨します。媒体は、CR-RかDVD-Rを使用してください。

■締切日
2018年8月31日金(当日消印有効) ※デジタル投稿の場合は8月31日23時59分まで。

■あて先
〒101-8050 東京都千代田区一ツ橋2-5-10 集英社 週刊少年ジャンプ編集部 「Jスタートダッシュ漫画賞」係 ※投稿は未発表作品に限ります。 ※web投稿は公式HPの投稿窓口から。

■発表
2018年10月下旬発売(予定)号

■賞金と賞品
○入選30万円+本誌に掲載!
○準入選15万円+本誌に掲載
○佳作5万円+増刊に掲載
○最終候補1万円
○U18賞5000円(18歳以下の優秀者に授与!)

■そのほか
○Twitterで応募可能!
@jump_mangashoのTwitterアカウントをフォローし、
「#スタートダッシュ漫画賞」とタグを付け、原稿画像をアップしてツイートすれば完了! ○デジタル投稿 公式HPにある専用投稿フォームから投稿可能!(原稿はレイヤー統合済みのPSDかTIFF形式で作成を。解像度はモノクロ2値600dpi以上を推奨。)
○アナログ投稿B4サイズの原稿用紙を推奨。

(C)松井優征/集英社


[アニメ!アニメ!ビズ/animeanime.bizより転載記事]
《室園あ子》
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