広島県尾道市を舞台に、「宇宙猟師」を目指して奮闘する少女たちの日々と成長を描くと共に、宇宙魚を相手に繰り広げる爽快感溢れるバトルが楽しめる“宇宙魚捕獲アクション”ゲーム『ソラウミ』。2017年9月に配信以降、多数のユーザーから支持を受け、今年の年2月6日には台湾、香港、マカオにて繁体字版も展開。日本国内向けにはPC版の配信も予定されている。
そして今、注目を集めているのが『ソラウミ』のアニメ化だ。アニメ化自体は既報だが、待望の続報が本ステージイベントにて公開。ステージには、高橋花林(空町春役)・立花理香(村上波乃役)・井上ほの花(ルビー・安曇役)・すずきももこ(櫻舞湖役)といった声優陣に加え、シナリオのクオリティをコントロールする文芸担当スタッフも登壇し、最新情報を伝える役を担った。
まずは、それぞれが担当するキャラクターやゲームについての話題から始まり、秋田県出身の舞湖を演じるすずきは、この役に合わせるために秋田弁を勉強したといった裏話も明かす。本作には方言を話すキャラクターも多く、ゲーム内では「音声は方言、テキスト表示は標準語」といったユニークな演出で表現している。開発陣はもちろんのこと、声優陣も切磋琢磨することで、本作をより盛り上げる。
アニメ版についての情報は声優陣もほとんど聞かされておらず、そのため色々な質問が飛び交い、この疑問にスタッフが応える形で新たな情報も判明した。ゲームにてプレイヤーの分身となる「部長」は、アニメ版に登場せず、春などの候補生6人が主役として描かれるという。部長がいないぶん、各キャラにフォーカスした物語が展開するとも告げられた。
アニメ版にラブな要素はあるのかといった問いには、鍵谷厚志について少しだけと答えるものの、相手も含めて詳細には触れず。また、各キャラの背景やバックボーンといった設定は、アニメ版でも拾っていきたいと発言。どのような形で活かされるのか、こちらも注目だ。
そして、待望の放送時期が明らかとなり、2018年10月に実施すると発表。放送局や放送日時については後日改めての告知予定だが、「ソラウミ」のもうひとつの物語が今年の秋に楽しめる形となった。
アニメ版で描く季節は夏なので、候補生たちが身につける服装も季節にちなんだものになるとの発言もあり、声優陣からは春たちの水着姿に期待する意見も飛び出た。
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また、今回の発表に合わせ、アニメ版のキャラクターデザインやメカニックデザインも公開。来場者はもちろんのこと、声優陣からも感嘆の声が上がり、その忠実な再現度やイラストから伝わる可愛らしさを熱弁する一幕も。
声優陣にとっても初耳の情報が多く、来場者とキャストが共に喜びを溢れさせる、一体感に満ちたイベントとなった。
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『ソラとウミのアイダ』
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