「京まふ」の通称で親しまれる本イベントは、西日本最大級のマンガ・アニメ総合見本市。出展する数多くのアニメ作品や、人気声優が登壇するステージなどで、国内外から多くのファンを集めている。また、ビジネスマッチングの場としても知られており、若手クリエイター創出の場としても注目されている巨大イベントだ。
京まふ2017 会場レポート【フォトギャラリー】
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そんな「京まふ」も今年で開催も第6回目を数える。今回はその規模をさらに拡大しており、第1会場となる京都市勧業館「みやこめっせ」の他、第2会場である「京都国際マンガミュージアム」、さらにステージイベントやアニメ上映会などが行われる「ロームシアター京都」をメインとし、市内箇所で様々なイベントが催された。
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当日は台風の接近によりあいにくの空模様となったが、例年にも増して多くのファンが朝早くから会場へ詰めかけた。
今年から、メイン会場の「みやこめっせ」はその配置を大きく変えており、限定アイテムが多数取り揃えられた「京まふショップ」が3Fへ移動。出展ゾーンも、従来の3Fフロアに加えて1Fフロアにも増設されており、その規模はますます拡大している。
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出展ゾーンには「アニプレックス」や「シャフト」、「トムス」といったアニメ制作会社はもちろん、「MBS毎日放送」や「ytv読売テレビ」といった巨大コンテンツホルダーが多数ブースを展開。また今年は、「グッドスマイルカンパニー」や「壽屋」など、アニメ・マンガ関連の立体物を出展するブースにも多くの関心が寄せられていた。
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さらに、人気スマートフォン向けゲーム「Fate/Grand Order」や、劇場版「Fate/stay night[Heaven's Feel]」、現在TVアニメも放送中の「Fate/Apocrypha」など、「Fate」シリーズが作品ごとに個別ブースを展開。ほかにも、「ご注文はうさぎですか??」や「あんさんぶるスターズ!」といったコンテンツ単体での出展も目立った。
また、「有頂天家族2」や「地下鉄に乗るっ」といった開催地・京都に関連した作品のブースも多くのファンで賑わいを見せた。
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B1Fフロアでは「マンガ出張編集部」や、「HiGH & LOW展 in 京まふ2017」が開催。昨年同様に、観覧無料の「オープンステージ」や多くのコスプレイヤーで賑わうコスプレエリアも併設されており、どのフロアも多くのファンで溢れかえっていた。
「京都国際マンガ・アニメフェア2017」は9月17日まで開催予定だ。