2017年7月22日(土)、東京都内にあるTOHOシネマズ 新宿にて、『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』発声可能上映会が行われた。『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』は、『ポケットモンスター』20周年記念作品であり、20作目となるポケモン劇場版アニメだ。発声可能上映のチケットは瞬殺だったそうで、集まったファンたちの気持ちの強さが感じられる、期待に溢れる歓声が場内に響いていた。上映前に、まずは本作品内でジョーイさん役を務めている中川翔子が登壇。「ポケんちは!」「アローラ!」と挨拶をし、ポケモンへの熱い思いを語った。中川は「キミにきめた!」と書かれた黄色いTシャツを着用、ファンもサトシやジョーイさん、ロケット団、シロナさん、ピカチュウやニャースをイメージした服でコスプレを着用している人が多数見受けられ、上映前から「ポケモン」という繋がりが強く感じられた。また、この上映イベントは中川たっての希望らしく、中川自身も一緒に参加する。中川は既に4回観ているそうで、「4回とも号泣しました!」と作品の完成度の高さを語った。上映が始まると、最初からみんな大盛り上がり。お馴染みのOPの20周年特別バージョンである『めざせポケモンマスター -20th Anniversary-』が流れると、会場内の全員がサイリウムを振りながら歌い、合いの手を入れ、一体となっていた。ピカチュウとの出会いと2人が繋がる瞬間、ホウオウ、キャタピー、ヒトカゲとの出会い、バタフリーとの別れなど20年前の感動を思い出しながら、みんな絶えずサトシやポケモンたちに声援を送っていた。上映後、再び中川が登壇。中川は観るのが5回目となる今回も号泣したそうで、「目からハイドロポンプが」「ルカリオの顔に興奮する」「エンテイの“父み”がたまらない」「音楽の使い方も素晴らしい!」と発声可能上映を満喫したことをハイテンションで熱く語った。そしてそのあと、ポケモンには欠かせない人物、湯山邦彦監督も登場。「作り続けてよかった」「他のポケモン作品も上映会をしてみたい」と、ファンに感謝の意を述べた。本作は今年7月15日に公開されたばかりだが、早くも来場者数が80万人を突破している。上映会もいよいよ終盤になり、一言ずつ挨拶。中川は「大事な人をピカチュウに重ね合わせて観てほしい。きっとどんな人でも涙することができると思います」、湯山監督は「20年続いてきたこのポケモンという作品を、ぜひ親子で楽しんでほしい」と語った。最後は中川、監督、そして来場者で記念撮影をして、本イベントは終了となった。
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