マッグガーデンは7月10日、IGポートが開催する次世代クリエイター発掘コンテスト「プロジェクトBIGSHIP」へグループ会社として参画すると発表した。マッグガーデンによる「ファンタジーコミック部門」など、計5部門での作品募集が行われる。同コンテストは、2017年のIGポート設立10周年を記念して開催されるもの。グループ会社であるプロダクション・アイジーのほかジーベック、マッグガーデン、ウィットスタジオ、シグナル・エムディが全社で取り組む記念事業となる。グループ各社は各1部門ずつ一般から作品を募集し、それぞれの部門の優秀作品に部門賞を授与する。プロダクション・アイジーは「タテアニメ部門」を実施。応募者自身が自由に設定したテーマで制作された、スマートフォンでの視聴に最適な3分以内の縦長アニメーション作品が選考対象となる。「登る(Climbing)部門」のジーベックは、シナリオや企画書、イラストの形式で「登る(Climbing)」というキーワードから自由に発想された作品を募っていく。 またマッグガーデンによる「ファンタジーコミック部門」は、異世界を舞台としたファンタジーである“ハイファンタジー”、現実世界の拡張・延長としてのファンタジーである“ローファンタジー”、科学や未来を題材としたファンタジーで「サイエンスフィクション」とも呼称される“サイエンスファンタジー”が題材に。応募者は3つの世界観からいずれかを選び、自身が設定したテーマと掛け合わせたマンガを制作することになる。ウィットスタジオによる「WITノベル部門」では、SFやファンタジーといったクリエーターの創造力を刺激する世界を舞台にした、時代の流れに惑わされることない普遍的な価値観を描く物語を募集する。同部門の募集にはAmazon.co.jpの協力を受け、電子書籍セルフ出版サービス「Kindle ダイレクト・パブリッシング(KDP)」が利用される。そしてシグナル・エムディは、応募者自身が自由に設定したテーマで3秒以上のGIFアニメーションを制作する「GIFアニメーション部門」を受け持つ。いずれの部門も、審査結果の発表は2018年の春頃が予定されている。アニメーション・マンガ業界において「新たな10年を切り拓く」クリエイターを募る本コンテスト。5つの部門からどのような才能が漕ぎ出すことになるのか、注目の一大事業となりそうだ。IGポート設立10周年記念コンテスト「プロジェクトBIGSHIP」作品募集期間: 2017年7月10日~2018年1月31日募集部門: 株式会社プロダクション・アイジー/タテアニメ部門 株式会社ジーベック/登る(Climbing)部門 株式会社マッグガーデン/ファンタジーコミック部門 株式会社ウィットスタジオ/WITノベル部門 株式会社シグナル・エムディ/GIFアニメーション部門[アニメ!アニメ!ビズ/animeanime.bizより転載記事]
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