日本では11月17日に公開を予定している映画『GODZILLA 怪獣惑星』が、フランス・アヌシーにて開催されている「アヌシー国際アニメーション映画祭2017」に参加。ダブル監督を務める静野孔文監督と瀬下寛之監督、さらに古澤佳寛エグゼクティブプロデューサーが、今後公開の長編新作の制作の途中経過を発表する「Work in Progress」に登場した。「本作への関わり方」について質問された静野は「自分の役割としてはゴジラの知識が少なかったので、少ない知識の中で観客の立場にたって、ゴジラを知らない人でも楽しめるように、そうした視点で参加しえいます」と答える。さらに瀬下は「アニメという文法に慣れ親しんだ方々にも観てほしいです」とアニメで表現されるゴジラへの自信を見せた。本作では歴代最大のゴジラを描くことがすでに発表されているが、静野は「ストーリー開発から、丁寧に、徐々に議論してこの形になりました」と現在のゴジラに至るまでの経緯を語る。古澤はゴジラの表情について「正面からの見え方がこれまでのゴジラとは違うので、今後の情報に期待頂きたいです」とまだ隠される謎をほのめかした。イベントの後半ではQ&Aコーナーが設けられ、ここでは「監督二人の役割分担は?」という質問が飛び出す。これに対して瀬下は「得意なことがちょっと違って、補完し合っています」とコメント。瀬下はSFとプロダクションデザインを得意としており、一方の静野はポップなストーリーと編集、カッティングの技術に長けているという。イベントの最後は、ゲストによるフォトセッションを会場のオーディエンスと実施。撮影では会場の300名がゴジラを模したポーズを取るなど、最後まで大熱狂に包まれていた。アヌシー国際アニメーション映画祭『GOZILLA 怪獣惑星』「Work in Progress」日時: 現地時間6月14日(水)午前9:30より会場名:Salle Pierre Lamy(C)2017 TOHO CO.,LTD.
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