日本にまだプロサッカーチームが存在しないころにサッカーをテーマとして多くの人々に影響を与えた金字塔『キャプテン翼』。今回数十年の時を超えて「超体感ステージ」として舞台となる本作。すでに主人公の大空翼や若林源三、日向小次郎などのキャストは発表されていたが、今回さらに若島津健、石崎了、そして立花政夫、和夫という人気キャラクターがたちのキャストが発表。さらに第2弾ディザービジュアルも公開。話題を呼んでいる。『キャプテン翼』は1981年から1988年に「週刊少年ジャンプ」で連載されたサッカー漫画だ。「ボールはトモダチ」と語り、サッカーの申し子とまで後に言われるようになる大空翼の活躍を描いた作品だ。ドライブシュートやタイガーショット、オーバーヘッドキックなど個性的必殺シュートが数多く登場し、当時の子どもたちはこれを夢中で真似た。また、世界的にもファンの多い作品で中田英寿や川口能活、さらにはジダンやデルピエロなどもファンであることを公言。翼が作中でスペインリーグの「バルセロナ」に移籍した際にはライバルである「レアル・マドリード」から抗議が入ったほど、世界中の「サッカー小僧」たちに影響力を持っている。そんな本作の舞台は「超体感ステージ」と冠しているだけあり、ダンスやアクロバット、イリュージョン、そしてデジタルを取り入れた新たな手法で誰も見たことのないエンタテイメントショーとなっているようだ。今回発表されたキャスティングは、空手キーパー若島津健役に渡辺和貴、ファンキーガッツマンこと石崎了役に輝山立、双子のスーパーコンビネーションを見せる立花政夫役に大曽根敬大、立花和夫役に廣野凌大。若島津は「三角跳びセーブ」、石崎は「顔面ブロック」、立花兄弟は「スカイラブハリケーン」など個性的な必殺技を持っており、これらがこの舞台ではどう再現されるかそれも見どころのひとつと言えるだろう。他にも翼の永遠の師であるロベルト本郷役に田中稔彦、若林のコーチである見上辰夫役に瀬川亮、さらに伊阪達也、北村悠、斎藤准一郎、松永一哉なども出演することが決定している。35年以上、世界中で愛され続けている本作。果たしてどのような仕上がりになるのか。待望の公演はZeppブルーシアター六本木にて8月18日から9月3日までとなっている。(C) 高橋陽一/集英社 / (C) 超体感ステージ「キャプテン翼」製作委員会
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