「BLAME!」トークイベント PPIの守屋秀樹とNetflixのジュリアン・ライハンが登壇 | アニメ!アニメ!

「BLAME!」トークイベント PPIの守屋秀樹とNetflixのジュリアン・ライハンが登壇

5月12日、劇場アニメ『BLAME!』のトークイベントが行われた。会場のソニーPCL試写室には、ポリゴン・ピクチュアズの守屋秀樹とNetflixのジュリアン・ライハンが登壇した。

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2017年5月12日、劇場アニメ『BLAME!』のトークイベントが行われた。会場のソニーPCL試写室には、ポリゴン・ピクチュアズの守屋秀樹とNetflixのジュリアン・ライハンが登壇した。

『BLAME!』は5月20日に劇場公開とWEB配信を同時スタートさせる。その理由について守屋は「Netflixはもちろんですが、日本の劇場でも、多くの方々に観て頂きたいと思っており、今回、新しい形で作品を公開することにしました。プロモーション面でも、両社で協力し合い、作品の知名度を上げることができたと思います」と話す。
続けて「『BLAME!』は作品の情報量が多いので、Netflixで細かい表現を観て頂き、劇場では、大きなスクリーンや、素晴らしい音響システムで、ライブ感を楽しんで頂きたいと思っています。特に音響は、日本アニメ初のドルビーアトモス、爆音ミックス、7.1ch、5.1chと4種類の音響で制作しており、それぞれの劇場で一番クオリティの高い音響が楽しるようになっています」とコメント。劇場と配信で差別化できるように工夫を凝らしたそうだ。

日本のアニメについてはライハンが「無限に色々なストーリーを想像して、それを形にできることがアニメの魅力ですが、特に日本のセルルックのアニメは、表現が美しく芸術的な魅力があります。また、クリエイターの話を伺うと、とても画期的で、これまで想像したことが無いようなアイディアに出会うことがあり、それがとても面白いと感じています」と印象を語る。守屋も「日本は、宗教や表現の規制に縛られることが少ないですし、コミックや漫画雑誌がこれだけ多い国も珍しいと思います。海外の方々には、発想が柔軟だと言われることが多いですね」と実感を伝えた。
アヌシー国際アニメーション映画祭への出品が決まったことについては、守屋が「特別上映ではあるのですが、もちろん審査があり、英語字幕版を制作して審査に間に合わせました。特別上映が決まり、スタッフ一同とても喜んでいます。ヨーロッパを中心とした世界中に、『シドニアの騎士』や『BLAME!』の弐瓶先生の原作ファンが多いことも決め手の一つになったのではないかと思っています」と喜びを語った。

なお5月20日の公開初日には、初日舞台挨拶の配信が決定した。LINE LIVE、およびニコニコ生放送でスタッフ・キャストのトークを楽しめる。

『BLAME!』トークイベント
開催:5月12日
会場:ソニーPCL試写室
出演:守屋秀樹(ポリゴン・ピクチュアズ)、ジュリアン・ライハン(Netflix)

『BLAME!』
2017年5月20日公開
(C)弐瓶勉・講談社/東亜重工動画制作局
《高橋克則》
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