村田朋泰と東映がタッグ 「陸にあがった人魚のはなし」 クラウドファンディングプロジェクト始動 | アニメ!アニメ!

村田朋泰と東映がタッグ 「陸にあがった人魚のはなし」 クラウドファンディングプロジェクト始動

東映 株式会社が映像作家・村田朋泰とタッグを組んでクラウドファンディングプロジェクトを始動した

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アニメや実写など長年に渡ってさまざまなコンテンツを送り出している東映 株式会社。同社がMr.childrenの「HERO」のミュージックビデオなどで知られる映像作家・村田朋泰とタッグを組んでクラウドファンディングプロジェクトを始動したことを発表した。
今回映像化を目指すのは詩人 ランダル・ジャレル原作『陸にあがった人魚のはなし』。クラウドファンディングサイトMAKUAKEにてDVD化や動画配信などを目指して資金調達を行う予定だ。

村田朋泰は2001年に人形アニメ『睡蓮の人』で文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞。有名アーティストのPVなどを手掛ける。2009年から女子美術大学芸術学部デザイン学科准教授、2010年から同大学芸術学部デザイン・工芸学科ヴィジュアルデザイン専攻准教授も務め、NHKプチプチ・アニメにて『森のレシオ』が放送中だ。

東映 株式会社コンテンツ事業部の内藤恵は「ストップアニメーションの制作には、莫大な時間とコストがかかります。 しかし50年前に書かれた『陸にあがった人魚のはなし』のメッセージが、現代に通じる斬新さで愛の在り方を示唆していることに感動し、そしてその表現方法には村田氏のストップアニメーション映像が何よりもふさわしく思い、どうにか制作を実現したいと願うようになりました。 この度MAKUAKEにてクラウドファンディングを実施し、まずはパイロット版の制作を目指しますが、原作と映像のコンビネーションの素晴らしさを楽しみにしていただければと思います。 どうか応援をよろしくお願い申し上げます。」とコメントし、村田の才能を高く評価している。
実地期間は2017年2月から4月を予定しており、目標金額は350万円となっている。こちらの金額でまずは3分間のパイロット版の制作を行う予定となっている。資金の提供者には支援のコースによって名前のエンドロールへの記載、完成映像のDVD、撮影現場の招待、作品原画などさまざまなリターンが用意されている。
《尾花浩介》
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