「遊☆戯☆王」生コメンタリー上映会 海馬社長の三段笑いでフィナーレを迎える | アニメ!アニメ!

「遊☆戯☆王」生コメンタリー上映会 海馬社長の三段笑いでフィナーレを迎える

イベント・レポート

劇場版『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』は4月23日より公開をスタートし、7月に入ってもまだまだ上映が続いている。声を出したりサイリウムを振ることができる「大喝采上映」や、スタッフと一緒に見る「生コメンタリー上映会」など、ファンを楽しませる企画で人気を博している。
そして7月22日、東京の丸の内TOEIにて、いよいよ最後となる生コメンタリー上映会が行われた。会場には、桑原智監督、キャラクターデザイン・総作画監督の加々美高浩、実松照晃プロデューサー、初参加となる海馬瀬人役の津田健次郎の4名が登場し、観客と一緒に上映を楽しんだ。

生コメンタリー上映会は、東京をはじめ大阪や名古屋などで開催され、今回で12回目を迎える。最後は長い歴史を持つ丸の内TOEIでの上映となった。
雨にもかかわらず、開場前から映画館の前にはたくさんのファンが詰めかけた。この日の上映会は初参加という来場者も多く、チケット争奪戦を勝ち抜いたファンたちが集っていた。

満員となった劇場に監督らが登場すると、会場からは大きな拍手が送られた。さらに初参加の津田健次郎が姿を見せると、ファンの熱気は一気に上昇した。
この生コメンタリー上映会は、登壇した4人がマイクを持ちながら観客と同じ劇場の席で座ってトークを行う。初参加という津田もこの形式に驚きつつ、和やかなムードで上映はスタートした。

ここからは生コメンタリーの模様を伝えるが、来場したファンもSNSなどで詳細のレポートは厳禁ということで、具体的な内容は示さず現場の雰囲気のみを記す。この理由は後ほど、実松プロデューサーより語られることとなる。

今回の上映では、海馬役の津田がいるということで登場する度に話題も自然と海馬の話へ移った。2000年より海馬を演じ続けている津田は、16年という月日を経ても役柄に対しての理解や情熱は変わらないようだ。シーンに合わせて台詞を言うなど、生コメンタリーならではのサービスに観客からも歓声が上がっていた。
上映会では制作過程の苦労はもちろん、絵作りについてやCG、アフレコ現場のエピソードも語られた。他にも作り手ならではのキャラクターへの解釈など、また別の角度から作品を見ることができた。12回目ということで鉄板のネタもあり、観客が合わせて声を上げるシーンや、監督の磯野というキャラクターへの愛が伝わってくる一幕も。最後には涙を流すファンも多く、凝縮された2時間を過ごした。

上映会の最後に、生コメンタリーの内容は明かさないで欲しいと言ったことについて、「あくまでも主観で語っているから」と理由を語る。映画は作り手だけでなく、見てくれる人がいて成り立つと話し、どう感じるか、どう考えるかは映画を見た人だけの特権だと続けた。20年愛され続けてきた『遊☆戯☆王』への敬意を感じる言葉だ。長いシリーズを誇り、映画も大ヒットした『遊☆戯☆王』だが、トークではスタッフの情熱に支えられてきたことがうかがえた。

さらにここでサプライズとして、本作の4DX、MX4D上映が発表され、登壇者はファンとともに両腕を高く上げて喜んでいた。秋からの上映ということで、劇場版『遊☆戯☆王』の盛り上がりはまだまだ続きそうだ。最後には津田が、海馬特有の「フハハハ!」という3段笑いを披露し、全員で「デュエル!」と声を合わせてポーズ。大きな拍手に包まれながら、上映会は幕を下ろした。
《タカロク》
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