では、話題の映画『ガルム・ウォーズ』はどんな映画で、その監督・押井守はどんな人物なのだろうか。 押井監督はタツノコプロに所属し、ラジオ番組制作会社でのディレクター経験があったことから、アニメ演出を手がけるようになる。「機動警察パトレイバー」シリーズや『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』、『うる星やつら』劇場版などの名作を手掛ける。海外映画祭への出品も多く、国内だけでなく世界的にもよく知られた日本の監督だ。
『ガルム・ウォーズ』は、その押井監督が15年以上前から構想をを掲げてきた映画だ。撮影が全編カナダで行われたのも話題だ。『イノセンス』や『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』など数々の作品を共にしてきたニメーシ ョン製作会社 Production I.G とオール北米ロケを敢行。日本人は監督を含めてわずか7人で、俳優も外国人という環境で撮影したという。