「とんかつDJアゲ太郎」とんかつ屋の環境音だけで楽曲制作にチャレンジ 4月10日お披露目 | アニメ!アニメ!

「とんかつDJアゲ太郎」とんかつ屋の環境音だけで楽曲制作にチャレンジ 4月10日お披露目

『とんかつDJアゲ太郎』の企画「TONE-CUTS GROOVE PROJECT -リアルとんかつDJアゲ太郎-」が立ち上がった。とんかつ屋の環境音から楽曲を生み出す異色の企画となっている。

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『とんかつDJアゲ太郎』は4月4日に最新刊コミックス6巻が発売され、4月10日からはテレビアニメの放送がスタートする。それを記念して「TONE-CUTS GROOVE PROJECT -リアルとんかつDJアゲ太郎-」が立ち上がった。「とんかつ屋とDJは同じなのか?」という命題を大真面目に検証し、とんかつ屋の環境音だけでサウンドを創り上げる企画となっている。

『とんかつDJアゲ太郎』は主人公の勝又揚太郎が、一人前のDJ兼とんかつ屋を目指す青春コメディである。アゲ太郎はとんかつを揚げる音やキャベツを切る音に、クラブサウンドとの共通点を見出したことで物語が進んでいく。

「TONE-CUTS GROOVE PROJECT」は本作の原点である「とんかつ屋とDJは同じなのか、両者に同じグルーヴは存在するのか?」を実証する企画である。環境音から曲を紡ぎ出すサウンドアーティスト・清川進也を迎え、都内の老舗とんかつ店「すぎ田」と「とんき東高円寺支店」の全面協力のもとで、とんかつ屋に存在する音からグルーヴを生み出した。


今回の企画では、とんかつを投入する時に発生する上昇系の揚げ音をテンポに合わせて繰り返し使用した。さらにキャベツの千切り音をマスターテンポにすることで、一つの楽曲を組み上げている。
清川は音楽制作で苦労した点について「音楽を豊かに仕上げる上で重要な要素である、音程感のある音が極端に少なく、収録当初のほとんどの時間を音の解析に費やしてしまいました」とコメント。だが「卵の殻を割る際に、叩く容器の大きさや形状によって音程の差異が得れることを発見したことがブレイクスルーとなり、今回の楽曲のクオリティーが一気に跳ね上がったと思います」と仕上がりに自信を見せた。さらに火を使う調理器具から音を採取する際には、高温のため精密機器を近づけることができなかったりと、様々な試行錯誤を重ねたようだ。

ムービーは4月10日にYouTubeにて公開予定。テレビアニメのCMとしてもオンエアされる。
[高橋克則]

『とんかつDJアゲ太郎』
4月10日テレビアニメ放送スタート
(c)イーピャオ・小山ゆうじろう/集英社・とんかつDJ製作委員会
《高橋克則》
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