2016年2月20日に、アニメ映画『同級生』が全国公開される。原作はBLと呼ばれる男性同士の恋愛小説で数々の傑作を残す中村明日美子である。男子高校生ふたりの純粋だが、どこかじれったい恋の姿を感性たっぷりに描き出す。12月29日に本作の本予告が公開され、注目を浴びている。映画の本予告編は通常1分半程度の尺が多いが、『同級生』ではこれが2分以上にもなっている。さらに映像はマンガ原作やイラストレーションを思わせる繊細なタッチが印象的だ。押尾コータローとGalileo Galilei尾崎雄貴のコラボレーションによる主題歌「同級生」も映像にマッチする。個性たっぷりで、かつクオリティーの高い映像が満載の本予告編は、本編の仕上がりを期待させるのに十分だ。そんな『同級生』のアニメーション制作には、いま注目のスタッフが集まっている。監督の中村章子は数々の人気アニメでアニメーターとして活躍、近年は演出にも活動の幅を広げている。『輪るピングドラム』ではコンセプトデザインを務めた。今回はファン待望の初監督となった。キャラクターデザインの林明美は、すご腕のアニメーターとして知られている。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』や『少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録』などの作画監督などが有名。こちらも近年は演出の仕事を増やしている。『同級生』は淡い色彩が印象的美術だが美術監督には中村千恵子(スタジオ心)、色彩設計に歌川律子、撮影監督に長瀬由起子、3DCGに佐藤香織を起用する。原作の中村明日美子も含めて、スタッフの多くを女性で固めているのも特徴だ。女性ファンの多い中村明日美子の作品の映像化のため、2月の劇場公開の観客も女性が中心になりそうだ。しかし、アニメーションの映像・演出を堪能する点では、男性アニメファンにも見逃せない1本かもしれない。本作は高校入試で全教科満点の佐条利人と女子に人気のバンドマンの草壁光、全く異なる二人の同級生の交流から始まる。放課後の教室で合唱祭の歌を練習していた佐条をみかけた草壁は、彼に歌を教えはじめる。やがて二人の心は通じ合うようになる。劇場公開は現在、全国30館あまりが発表されている。特典のついた各種前売券も販売中だ。『同級生』2016年2月20日(土)新宿バルト9ほかにて劇場上映決定(C)中村明日美子/茜新社・アニプレックス[スタッフ]原作: 中村明日美子「同級生」(茜新社刊)監督: 中村章子キャラクターデザイン: 林明美美術監督: 中村千恵子(スタジオ心)色彩設計: 歌川律子撮影監督: 長瀬由起子3DCG: 佐藤香織編集: 西山茂(リアル-T)音楽: 押尾コータロー音響監督: 藤田亜紀子音響制作: HALF H・P STUDIO制作: A-1 Pictures配給: アニプレックス[キャスト]佐条利人:野島健児草壁光:神谷浩史原学:石川英郎
劇場版「キンプリ」最新作「プリズム☆ツアーズ」6月27日公開! 若かりし伝説のスタァ集結♪ 「プリパラ」たちも登場!? 2025.2.28 Fri 20:45 劇場アニメ『KING OF PRISM』シリーズ最新作となる『KING OF PR…