北海道・夕張市で開催され、長年映画ファンから愛されているゆうばり国際ファンタスティック映画祭が、2016年も2月に開催される。今年で26回目を迎える映画祭は、2016年2月25日から29日までの5日間を予定する。現在は各部門などでの上映作品の最終選定に入っているとのことで、2016年も大きな賑わいを期待出来そうだ。一方、そんな映画祭を象徴するキービジュアルがこのほど完成した。イラストを手がけたのは、映画のコンセプトアートでお馴染みの田島光二。2015年の開田裕治に続いての登場は、気鋭の若手となった。田島光二は弱冠25歳で『ハンガー・ゲーム2』や『GODZILLA ゴジラ』などを手がけ、注目を集めている。映画「寄生獣」や「進撃の巨人」でも活躍し、CG映画、SF映画では欠かせない存在となっている。今回のビジュアルは、夕張市のシューパロ湖にかかる三弦橋と凍ったダム湖の過去の写真から湧いたイメージを絵にしたという。羽を持った虎は今年の開田裕治のイラストにも用いられた映画祭のマスコットキャラクター「シネガー」である。迫力ある幻想的なビジュアルは、映画祭のイメージにもぴったりだ。田島光二は今回のイラストについて、「ポスターイラスト担当させて頂けてとても光栄です。一瞬でも「おっ」と思ってもらえたら嬉しいです。」と語っている。一方、映画祭では、次回からの新たな試みにも乗り出している。「ゆうばり映画祭サポーターズクラブ」の設立だ。これは2015年にメイン会場としていた ゆうばり市民会館が老朽化のため使用できなくなり、ゆうばり文化・スポーツセンターの利用復活を目指すためのものである。映画とゆうばりを愛する人たちの力を結集する寄付金、応援を募る。寄付金額に応じて様々なインセンティブを提供するプライベート・サポーターと運営スタッフを助けるボランティア・サポーターの2つが設けられる。プライベート・サポーターはブロンズ10000円からプラチナ200000円まで4タイプが用意されている。詳細は映画祭の公式サイトにて確認できる。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 開催期間:2016年2月25日(木)~2月29日(月)http://yubarifanta.com/ポスタービジュアル (C)Kouji Tajima
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