インディペンデント・アニメーションを届ける、「GEORAMA2016」主催のニューディアーが情報発信開始
GEORAMA2016を主催するニューディアーがこのほど公式サイトをオープンした。併せてGEORAMA2016のティザーサイトもオープンしている。
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一方で開催規模は、前回より大きく拡大しそうだ。会場は都内数ヶ所としており、映画祭に合わせて海外の大物作家ブルース・ビックフォード、ドン・ハーツフェルト、デイヴィッド・オライリーらを迎える予定だ。アニメーションファン、映像ファンはもとより、新たなクリエイティブやアート、刺激を求める人など多くの人が楽しめるに違いない。
GEORAMA2016を主催するのは、アニメーション研究家としても知られる土居伸彰氏のニューディアーである。土居氏は今年4月、世界のインディペンデント・アニメーションを紹介する配給会社として自ら代表となり株式会社ニューディアーを立ち上げ、代表取締役に就任している。GEORAMA2016ではチーフプロデューサーを務める。
ニューディアーの活動は、GEORAMA2016にとどまらない。2016年には早速ブラジルの長編アニメーション『父を探して(The Boy and the World)』(アレ・アブレウ監督)を配給する。アヌシー国際アニメーション映画祭長編部門グランプリ、ザグレブ国際アニメーション映画祭長編部門最優秀賞などを受賞する話題作である。2016年3月にシアター・イメージフォーラムほかにて全国公開とのこと。
また10月31日から11月3日まで札幌で開催され、そのユニークな企画とプログラムが注目を集めた新千歳空港国際アニメーション映画祭2015でもフェスティバル・ディレクターをはじめとする映画祭の実施に携わった。今後も、国内外のアニメーション紹介に大きな力を発揮しそうだ。
そのニューディアーがこのほど公式サイトをオープンした。サイトでは会社だけでなく、配給作品やプロジェクトの紹介もしている。
併せてGEORAMA2016のティザーサイトもオープンしている。ヒューマントラストシネマ渋谷で開催する「ドン・ハーツフェルトの夕べ」や宇川直宏氏(DOMMUNE)がキュレーションする「チャネリング・ウィズ・ミスター・ビックフォード」などの情報もある。サイトの正式公開後には情報発信の拠点になるだけに今後もチェックしたいところだ。
[/アニメ!アニメ!ビズ/www.animeanime.bizより転載]