まず中心となるのは、梶浦さんへのロングインタビュー「世界制作の〈詩学〉」だ。3万字超の大ボリュームで、幼少期の出来事から音楽活動のきっかけまで様々なエピソードが語られている。さらに読書体験などの文学的感性にも焦点を当てることで、パーソナルな側面が創作活動どう関わっているのか、その秘密に迫った メールインタビュー「彼方からの歌声――あるいは彼女たちによる梶浦由記」では女性音楽ユニット・Kalafinaが梶浦さんとの関係を綴っている。ライブツアー「far on the wate」で全国巡回中の彼女たち言葉も要注目である。