岸本斉史、NYのファンの声援に笑顔 NYコミコン「BORUTO-NARUTO THE MOVIE-」特別上映イベントレポート | アニメ!アニメ!

岸本斉史、NYのファンの声援に笑顔 NYコミコン「BORUTO-NARUTO THE MOVIE-」特別上映イベントレポート

10月10日、ニューヨークにて、『BORUTO ボルト -NARUTO THE MOVIE-』のNYコミコン特別上映イベントが開催。原作者の岸本斉史、声優でNARUTO役の竹内順子がゲスト出演した。

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『BORUTO ボルト -NARUTO THE MOVIE-』のNYコミコン特別上映イベント
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10月10日、ニューヨークのハマースタイン・ボールルームにて、『BORUTO ボルト -NARUTO THE MOVIE-』のNYコミコン特別上映イベントが開催された。
会場となったハマースタイン・ボールルームは、オペラハウスとして1906年に建てられた歴史ある劇場だ。昨年、初音ミク初のニューヨークライブ「MIKU EXPO 2014 IN NYC」が行われた場所でもある。
先着100名は原作者である岸本斉史氏の特別サイン会に参加できることもあり、イベント前日の夜10時から列ができはじめていた。列は最終的に150メートルを超える長さになっており、その中には『ナルト』の登場キャラクターに扮した参加者がかなり多く見られた。

2200名を収容できる会場は満席となり、特別上映イベントはスタートした。まず、今イベントを主催したVIZ Mediaのスタッフがステージに上がり、本日がナルトの誕生日であることを告げ、集まったファンを盛り上げた。
続いて、岸本斉史氏とナルトの声優を務める竹内順子氏がステージに登場。岸本氏は英語で、竹内氏はナルトの声で挨拶をすると、会場からは拍手が巻き起こった。

ニューヨーク滞在はどうか、との質問に、岸本氏は「楽しいです」と笑顔で答えた。メジャーリーグのニューヨーク・ヤンキースの試合を観戦したそうで、ファンの熱気に圧倒されたのだという。しかしそれ以上に、ニューヨークで竹内氏に会えたことが何よりもすごいことだったと話した。
竹内氏は、ナルトの誕生日をニューヨークのファンと祝えることがとてもクールであり、岸本氏が自分の隣にいることが1番嬉しかったのだそうだ。

次に、キャラクター達が人生の新しい章を歩み続けていることをどう思うかと質問されると、岸本氏は、ナルトは描き切ったというイメージがあり、それをボルトが受け継ぐという、漫画で描けなかった物語を映画にできたことが嬉しいと語った。
ナルトが人生の次のステップに進んだことをどう感じているかとの竹内氏への質問では、「嬉しいけど、これ以上大きくならないで」と返し、会場の笑いを誘った。

これまで映画に深く関わって来なかった岸本氏だが、『BORUTO』では製作総指揮を務め脚本も全て担当している。これについて、大変だったが絵を描かない分、漫画より楽であったと語った。しかし漫画と違い、映画は多くのスタッフが関わるためにチームワークが重要だったと付け加えた。
竹内氏は父親となったナルトを演じたことについて、自分は女性であるので父親の気持ちはわからないとしつつも、今作のナルトは岸本氏の気持ちを反映していると思ったのだという。竹内氏の演技はどうだったかと訊かれた岸本氏は「完璧でした」と満足そうに答えた。

『ボルト』の中でファンに見逃して欲しくないシーンは、岸本氏はボルトの部屋での親子の会話シーン、竹内氏はナルトとサスケが仲良く闘っているシーンをあげた。また、岸本氏は火影室での親子の会話のシーン、竹内氏はボルト・サラダ・ミツキとのスリーマンセルのシーンが個人的に好きなシーンだと語った。

最後に、両氏は長時間並んで今回の上映会を待っていたファンへのメッセージを送った。岸本氏は「面白いので最後まで寝ないで観てくれたら嬉しいです」と冗談交じりに述べ、竹内氏はナルトの声でファンへの労いと映画を楽しんでほしいとのメッセージを投げかけた。ナルトのその言葉はあえて英語に訳されなかったが、ニューヨークのファンの心にしっかりと届いたようだった。

上映中も歓声が鳴り止むことはなかったニューヨークの『BORUTO ボルト -NARUTO THE MOVIE-』特別上映イベントは、大成功の内に幕を閉じた。
[Daisuke Sato]
《Daisuke Sato》
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