「バケモノの子」が動員400万人、興収51億円 大台次々に突破
7月11日公開の『バケモノの子』が相変わらずの快進撃を続けている。観客動員数がいよいよ400万人を突破、さらに興行収入も50億円の大台を超えた。
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ヒット作の続出する2015年夏シーズンだが、そのなかでも際立った存在だ。今後もさらに数字は伸びると見られることから、細田監督の前作『オオカミこどもの雨と雪』の約42億円を大きく越えることになる。ヒットメーカーとしての細田守監督の存在感が一段と増しそうだ。
国内でもまだまだ熱い本作だが、映画関係者の目はさらに海外に広がりそうだ。『バケモノの子』はフランスの老舗映画会社ゴーモンの配給により、すでにフランス、米国、英国、ドイツ、イタリア、スペイン、さらに中東、南米、韓国や台湾、タイなどのアジアと世界37ヵ国・地域での公開が決まっている。作品の感動がより広く伝わる。
さらに今後は世界各国の映画祭での活躍も期待出来そうだ。すでに第63回サン・セバスチャン国際映画祭で上映され、アニメーション映画としては初のコンペティション部門出品が発表されている。
そして9月10日からカナダで始まるトロント国際映画祭のキッズ部門に公式出品されることが決まった。トロント国際映画祭はコンペティションがないことから日本ではやや印象が薄いが、北米最大の映画祭としてベルリン国際映画祭、カンヌ国際映画祭と並び重要視される。『バケモノの子』は、ヒット作であるだけでなく、世界の映画界から認められたクオリティと言ってもいいかもしれない。
映画祭で上映は、9月13日。これはン・セバスチャン国際映画祭に先立つインターナショナル・プレミアとなる。当日は細田守監督も舞台挨拶のため現地を訪れる予定だ。