「GAMBA ガンバと仲間たち」 共同製作にハウステンボスとC&R社が参加
『GAMBA ガンバと仲間たち』共同製作にハウステンボス株式会社と株式会社クリーク・アンド・リバー社が発表された。8月24日、東京会場とハウステンボス会場の2会場で中継での記者会見が行われた。
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東京会場にはハウステンボス代表取締役社長の澤田秀雄氏、クリーク・アンド・リバー社の井川幸広氏、それに映像も制作する白組代表取締役社長の島村達雄氏が登壇。一方、ハウステンボス会場にはハウステンボス専務取締役の高木潔氏、取締役の小野秀一氏が登壇した。
会見では、ハウステンボスで上映されるという『GAMBA ガンバと仲間たち』の映像が流れた。その後白組の島村氏から今回に至るまでの話が明かされた。1974年に創設され、近年では『寄生獣』や『STAND BY ME ドラえもん』などを制作、CGの技術力の高さは日本でもトップだ。CGアニメーションの制作は2003年に決意、当時『トイ・ストーリー』や『ファインディング・ニモ』をピクサーが制作し、高い評価を受けていた。
そこから経済的な面などでも影響を受けながらも1時間50分の映像を仮制作し、クリーク・アンド・リバー社の井川社長に見せる機会を設けた。面白いという意見からハウステンボスの澤田社長も視聴、そこから共同制作へと繋がった。
面白いという二人の意見から、海外へも目を向けるべきだという話へ発展し、プロデューサーの一人であるフィロソフィア株式会社代表取締役社長の藤村哲也さんも加わった。紹介で、『スパイダーマン』や『X-MEN』を手がけるハリウッドのアヴィ・アラッド氏がエグゼクティブ・プロデューサーとして就任、音楽もベンジャミン・ウォルフィッシュ氏が手掛けることになった経緯を話した。
ハウステンボスの澤田社長は、同じテーマパークであるディズニーやユニバーサルスタジオの背景に強力な映画作品があることを話した。ハウステンボスを発展していくにあたり、映画へ本格的に取り組みたいと話した。今回が第1弾であり、今後も第2、第3と続け、国内だけでなく、中国などのアジア圏にも配給できるようにしていきたいと語った。
最後には島村社長が登壇し「この映画は、本当に中身は素晴らしい」と話した。ハリウッドの目の肥えたスタッフが見る機会や、本気で取り組んでもらえることになったことへも感慨深く語った。配給の東映のプロデューサーらも挨拶をし、会見は終了した。
過去にテレビアニメを見ていた世代が大人であることから、本作は大きく話題となっている。公開に向けどのような展開を行うのか、引き続き注目したい。