そんな中、なんと異なるゲームが2つ”合体”してひとつの作品にしようという画期的な試み、これが舞台『戦国BASARAvsDevel May Cry』である。 この異なる2つのゲームを一緒にしようと思ったきっかけについてプロデューサーの小林は「前から『Devil May Cry』を舞台化したかったのと『戦国 BASARA』も2015年7月に10周年ということで特別な舞台公演をしたかったことが大きな理由です。またゲームも6月に『Devil May Cry 4 SE』、7月に『戦国BASARA4 皇』が発売になる事もありゲームでもやっていない夢の企画をしました」と語る。
この奇想天外な企画にファンの反応は「 凄い驚きが有りますね。『戦国 BASARA』と『Devil May Cry』とそれぞれのファンが、お互いのタイトルを知ろう調べようとして相乗効果が出ています」とコメント。そして稽古前段階では「 脚本と衣装が出来て、ワクワクしています。これから稽古ですが早く舞台公演が観たいです」と企画した張本人がワクワク、ドキドキのようである。 また、千秋楽はライブビューイングも決まっており、こちらでも夢のコラボを堪能することが出来る。
『戦国BASARA』側のキャストは、伊達政宗役に山口大地、真田幸村役 に松村龍之介、前田慶次役に伊阪達也、おなじみのメンバーが出演決定。 『Devil May Cry』側は、作品主役のダンテ役に鈴木拡樹、ダンテ の双子の兄バージル役に南羽翔平、オリジナル・キャラクターの黒騎士役には吉田友一と、豪華キャスト陣。 舞台『戦国BASARA』は迫力ある殺陣、再現度の高い衣装で人気を博している。鈴木拡樹は舞台『弱虫ペダル』の荒北靖友や『最遊記歌劇伝』では玄奘三蔵を演じている。南羽翔平は『仮面ライダーW』で俳優デビュー。ミュージカル『忍たま乱太郎』等の舞台作品に出演歴がある。吉田友一は舞台『戦国BASARA』で片倉小十郎役を長らく演じていたが、今回はなんと『Devil May Cry』側に回ることになる。
ストーリーだが、謎の遺跡に現れたという悪魔を追って、『Devil May Cry』 のダンテ、レディ、トリッシュとバージルは群雄割拠の戦国時代へ。そこで伊達政宗や真田幸村など、『戦国BASARA』の武将達と出会うことに。どんな展開が待っているのだろうか。