8月14日から16日まで米国カリフォルニア州のアナハイムのコンベンションセンターで、ディズニー最大のファンイベント「D23 EXPO」が開催される。開催地となるアナハイムはディズニーランドが位置するディズニーファンの聖地。「D23 EXPO」はこの地で、アニメーションから映画、テレビドラマまで最新のエンタテイメントを一挙に披露する。開幕初日となった14日には大型イベントに相応しい大物ゲストが登場し、会場を沸かせた。「D23 EXPO」の目玉のひとつになっているディズニー・レジェンド・アワードをジョージ・ルーカスが受賞、その授賞式に「スター・ウォーズ」の人気キャラクターR2-D2とC-３POを伴って姿をみせた。ディズニー・レジェンド・アワードは、ディズニーに大きな貢献をした人物に贈られている。これまでにピクサーの創設者スティーブ・ジョブズや、ロイ・E・ディズニー、メアリー・ブレアらが受賞してきた。ジョージ・ルーカスとディズニーとのつながりは言うまでもないだろう。ジョージ・ルーカスの設立し、『スター・ウォーズ』や『インディ・ジョーンズ』など数々の傑作を生み出したルーカスフィルムは、2012年にウォルト・ディズニーのグループ会社となった。そして2015年12月公開を目指して10年ぶりの「スター・ウォーズ」の長編映画である新3部作の第1作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を制作中だ。タイトルの大きさからすでに世界中で話題騒然だ。ルーカスは授賞の挨拶で「長い間、『スター・ウォーズ』や『インディ・ジョーンズ』をもっとパークに作ってもらおうとプッシュしてきたけど、それをやってもらえる唯一の方法は、会社を買ってもらうことだったんだ。」とジョークを飛ばし、会場の笑いを誘った。ルーカスとディズニーの協業が順調に進んでいることを感じさせた。またルーカスはディズニーランドに対する深い愛情と、ディズニーからインスピレーションを受けていることを語った。「僕はここのパーク（ディズニーランド）がオープンしてから2日目に行き始めて、それ以来毎年行ってる。それからフロリダやパリ、東京にも行った。上海も楽しみにしている。ディズニーはいつも、素晴らしいインスピレーションを与えてくれた。」、そして「僕がやる多くのことは、映画やテレビ、パークなどで経験した喜びや驚きから来ている。それを、僕は自分の仕事に継承していこうとしたし、人々に面白い考えを持たせて、何でも出来ると思わせたかった。どれだけディズニーが僕に影響を与えたかは、言葉に尽くせないほどだよ。」とも。そして、やはり今後の注目は2015年末に世界公開される『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』だろう。現在まで、新キャラクターを含む主要キャラクターとそれを演じる役者たち、そしてふたつの特報とメイキングが明らかになっている。公開まで残り4ヵ月、これらが一体どうつながるのか、ファンは目が離せない状態だ。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』2015年12月18日（金） 全国ロードショー
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